ラーメン二郎京都店・初日限定100食の整理券配布時の混乱をレポート。 | はいれぽ!

こちらの記事は初日の整理券配布時の様子を伝えた記事になります。

(目次) ・前日土曜日の深夜 ・殺到するジロリアン ・店主自身のルール変更

・さいごに

 
■追記:実食後の感想はこちらです。

🔗京都二郎。オープン初日の感想と評価。画像有り。【個人ブログ】

前日土曜日の深夜

23:15

並びはなし。

しかしながら、25名ほどのその周辺、店の前ではなくとも駅の周りや店から少し離れたところで機会を伺っているジロリアンがいました。
ちゃんと数えればもう少しいたかもしれません。

ここで改めて京都店が事前に提示していたこの日のルールを確認すると。

『24:00までは並んではいけない』

したがって、とりあえずその時は様子を確認しただけでその場は一旦離れました。

整理券待機列につきまして、近隣の方へのご迷惑を考慮して、恐れ入りますが幾つかお願いがあります。

・お並びは当日0時以降でお願いいたします。
・騒いだり、道路側に膨らまない様にして下さい。

また
・列での割込み、待ち合わせはご遠慮していただき、整理券はお一人につき一枚とします。

— ラーメン二郎 京都店 (@jiro_kyoto) 2017年3月23日

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23:40

念のため再度現場へ。

(???)

並びができている。

同伴した友人ともう一度京都店初日のルールについて確認・議論。

“この時点で並ぶべきかどうか。”

話し合った結果この時点では並びには入らず様子を見守ることにしました。

これには客側の僕たちが店側のルールを守ること店側がそれを遵守してくれるだろうという信頼からですが、その他にも理由がありました。

並びが店の前から2つの方向に分かれていたからです。

店前から踏切側に向かって40人ほど、踏切とは反対側に向かって40人と2つの方向に列が伸びていました。
そして、まだ並んでいない人は30~40人。

これは蛇足になりますが。

(どうして一方の列に並ばんかったんやろうか。。。)

(ポールポジションの取り合い?意地の張り合い?)

初日をどうしても押さえたいという気持ちは解かりますが異様な光景でした。

前の方では店主さんに質問をしているお客さんがいました。詰め寄っていたわけではないかもしれませんが僕にはそんな風に見えました。

「どっちに並んだらええねん」「どうすんねん」

(関西弁だったかどうかは覚えていません。)

この質問をされているお客さんが一番に伝えたそうだった内容は“自分が並んでる側(列)が誤ルートにはならないですよね?”という確認。

僕の主観では殺気立つまではいかなくても、この時の現場はピリピリとしていました。

そのお客さんの問いかけに対して、店主さんは「時間になったら並び場所を決めます」といった内容のことをおっしゃいました。

僕はこの時点でどちらかの列に並ばないといけないと判断しました。
なぜなら、時間が来たら一方の並びを決めるということは、その時点でどちらかを並びとして認めているということだからです。

僕の感覚ではさすがに踏切側に並ばせることはないと考えました。
人数的に踏切をまたぐことは確実だったからです。危ないでしょ。

物々しい雰囲気の中、踏切とは反対側の列に加わりました。

殺到するジロリアン

23:50

突然、店の周りにいた客たち、そしてそれに追従する客たちが踏切とは反対側に向かって猛ダッシュ。

(わっ。)

僕は店の前に構えている店主さんからは離れていたために店主さんの声は聞こえませんでしたが、同伴していた友人は列には加わらずに店主さんの口から出る情報を店の近くで待っていたので後からその友人に教えてもらいました。

店主さんは先ほどとはまた別のお客さんに強い語気で催促された後、「滋賀銀行の前」と宣言したらしいです。
滋賀銀行は先ほどの2列の両方とも異なります。お店から見て踏切とは反対側の方向ではありますが、滋賀銀行はお店のはす向かい側の建物です。

場は大興奮。

滋賀銀行の前にものすごい勢いで列ができていきます。 最初は先頭〜15mくらいは押し合いへし合いの団子状態でした。

声を上げる方、転倒している方、スマホを飛ばされる方。

ひとときの興奮と混乱状態。

怪我人が出てもおかしくなかったし、もしかしたら怪我をしている人がいたかもしれません。 そのくらいあの現場は大挙するジロリアンの勢いがあって危なかったです。

前の方の並びに加わった友人はタックルを食らわされたと言っていました。

東京の有名店の関西初出店、関西ラーメンの聖地一乗寺、日曜日に100食限定。
特にラーメン二郎はコアなファンを抱えているグループ。SNS時代。

100名以上が集結されることは十分予想ができる展開です。 もちろん、本当に150~200名近くが集まるとは素人の僕は思っていませんでしたが、

二郎で修行をされた経験のある店主・そしてその周りの関係者なら“可能性”としては十分すぎるくらい考えられるでしょう。

他のラーメン二郎でもオープン初日の限定は過去に何度も経験しているし、そこから教えてもらえる学びや教訓もあったはずです。

店主自身のルール変更

さらに、その「滋賀銀行」の号令がかかったおよそ23:50という時間帯も疑問に残ります。
僕は僭越ながら申し上げてあれは誤りだったと思います。

なぜなら、事前の約束では5:00からの整理券配布開始。しかも24:00までは並び禁止。

お店側が提示した24時ルールを守って23:55やそれこそ24:00ぴったりに並び始めようと現場へやってきた人はどんな風に思うでしょうか。
現場の雰囲気に飲まれて、行き当たりばったりの判断をしたと言わざるを得ません。

整理券の配布を前倒しにするのはいいですが、約束の整列時間は守って欲しかったです。

店主自身が“以上の事をお守りいただけませんでした。”

以上の事をお守りいただけない場合、整理券をお渡し出来ない事もございます。

皆様にご期待をいただき、大変嬉しく思っていますが、一方で近隣の方にはご心配をおかけしていると存じます。当店、お客様にも近隣の方にも喜んでいただけるお店を目指しています。何卒ご協力お願いいたします。

— ラーメン二郎 京都店 (@jiro_kyoto) 2017年3月23日

そうは言っても、店主さんにも気の毒なところがあります。 あの一乗寺駅前という狭い空間に人間が集まり過ぎたこともそうだし、やはり、一部のお客さんに言い寄られていたのはかわいそうでした。

瞬時の妙案であの群衆を鎮めることは誰にだって難しいでしょう。

結果的に整理券はあっという間にはけて、あぶれたお客さんもたくさんいらっしゃいました。
また、当初の予告とは異なり実際には150枚が配られました。

さいごに

東京などの遠方から遠征されて初日限定を逸した方は本当に悔しいですよね。今日が土曜日でしたら翌日再チャレンジができたんですが。

しかしながら、誰しもなんでもかんでも思い通りにいくわけではありません。 お店側も人間だし、お客側も人間だからです。

誰にだって間違いはあります。

今回は目立った怪我人が出なくてよかったです。

ラーメン二郎京都店、本当に楽しみです。

ラーメン好き・二郎系好きの僕としては関西の地に二郎がやって来てくれたことがうれしい。
これからの人生で何度も足を運ぶことになると思います。

応援しています。

  以上。

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■追記:オープン初日を終えてからの京都店公式ツイート

ですが「二郎の開店」というイベントを楽しみにしてくださっている方々の気持ちを考え、出来るだけ今まで通りのようにすることにしました。しかし予想を大きく超える事態になってしまい、収束の為に今回のようなかたちになってしまいました。見通しが甘かったです。本当に申し訳ありませんでした。

— ラーメン二郎 京都店 (@jiro_kyoto) 2017年4月2日

追記ここまで■

ラーメン大好きです。これからもときどきですが麺記事を書きます。

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  ■あとがき

無事に貴重な初日の一杯をいただくことが出来ました。追って感想を書きます♪

みなさんお疲れ様でした。

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