今日は僕がTOEIC900を獲った時に使っていたリスニング対策の教材についてレポートします!
TOEICのことをこのブログで話すのは初めてです。 大学生のときに独学で915まで行けました。
(独学といっても素晴らしい参考書たちのおかげですが。)
そして、もちろんこの時も大学受験の時と同様に参考書・問題集は厳選しています。 今日はその使用教材たちのおすすめレビュー的な内容です。
ちなみにここは使ってもないのくせにたくさんの教材をやたら紹介してくるようなブログではありません。
英語の試験対策的な勉強方法の全般についてはこれまでに大学受験対策の記事で書いてきたやり方が基本ですが、
TOEIC独自の傾向、
つまり分量が多いことやリスニングもあることなどに対して特別に対策した点もいくつかあるのでそういうこともこれから追い追い記事にしていきます!
例によってTOEIC900達成までの当時の勉強計画などの記録も残っていますし、TOEICに関しては成績表も全部あります。
○○対策ってゲームみたいで面白いですよね。
前提条件とか対象レベル
大学に入学して力試し的に受けた初めてのTOEICが600後半でした。 だから僕のTOEIC対策についての記事は大体600~800の人の参考になるかと。
自分がそこからのスタートだったので。
要は今TOEIC200や300台の人が僕と同じことをやっても教材のレベルが合わないため無駄になる可能性が高いということです。
そういう方には過去に書いた大学受験生向けの記事に参考にしてもらえる内容が多いと思います。 自分だってもともと高校時代は英語の偏差値20台でしたから。
また、(受験)英語の克服には「これから始めよう!」的な記事も夏休み前に出す予定です。
とはいうものの、今回のテーマである“リスニング”に絞った話をすれば、 僕は大学受験の際にはリスニング対策をしていなかったので、このTOEIC900を獲ると決めたときに初めて手をつけた単元であります。
リスニングという科目の特殊性からTOEIC900対策を始めるまでは全然ダメダメで超苦手、というかほぼ聴こえませんでした。
科目の特殊性というのは単純暗記じゃないってことです。
グラマーの試験や受験数学の対策のように反復練習によってただ単にパターンを覚えればいいってわけではないですよね。
だからリスニング、英語を聞けるようになるという点でいえばど素人から始めています。 ちなみに初めてTOEICを受けたときのリスニングは200点中盤だったかと思います。
細かいことは資料を整理して成長記録的な記事でいずれ出します。
TOEICも単なる試験なのでポイントを押さえた上で努力をすれば800以上いけます。
実際に英語のコミュニケーション力がつくわけではないんでただの数字(点数)が増えることになんの意味もないですけどね。
ただ、こんな風にポイントを押さえて云々と言えるのはもう試験を終えた後だからであって、
これから頑張るという人に対して僕は「TOEICが簡単だ」ということを実感してもらえるように自分のノウハウをできる限りお伝えしていきます。
それで、今日はまず(比較的記事の書きやすい)「教材まとめ」から始めるのでお願いします(^o^)/
リスニング参考書一覧
K/Hシステム
最初の最初でいきなりですが、
僕のTOEIC対策、900までのメインエンジンはこの一冊につきます。
このK/Hシステムという教材はリスニングの克服方法そのもの、どうやれば聞けるようになるのか。
その勉強方法論の1つを教えてくれます。
その1つというものはシャドーイングです。
シャドーイングは多少英語を勉強した人なら知っていると思います。 シャドーイングとは話される英語に対して影のように自分もほとんど間を空ける事なく後からついて行く、英語を発声し続けるトレーニングで、
別にこの教材の専売特許ではなく有名な英語学習法です。
それで、この参考書の素晴らしいところはそのシャドーイングのやり方をAからZまで懇切丁寧に指導してくれるところ。
「リスニング対策にはシャドーイングをしましょう」と言うのは簡単ですがそれを具体的に抜かりなく指導してくれる先生はいますか?
シャドーイングと一言で言ってもただ話される英語の後を追えばいいというわけではありませんでした。
K/Hシステムではさまざまな角度からシャドーイングの意味・方法を深掘りします。
この1冊は特に『TOEIC対策』と銘打って売られている教材ではありません。
最初は藁をつかむ思いで手に取った本ですが、
今ではこの教材と作者のお二人に心から感謝しています。
TOEICで話されるとても綺麗な英語に対してではありますが、
生まれて初めて英語を聴き取れるという体験を与えてくれましたから。
この教材に関してはあらかじめ話しておくべき注意点もあります。
この教材はボリュームがそこそこあります。 そりゃあ大学の数学とかに比べると大したものではありませんが、
こと勉強慣れをしていない人にとってはちょっとした地獄でしょうね。
普通は続かないですよ。
心底真面目な人、繰り返すことを厭わない人、特別にモチベーションの強い方は是非チャレンジしてみてください。
そして完走することができたら感想をぜひ聞かせてください。
こちらの入門編を終えたらK/Hシステム続編としてワークブックなるものがあります。
僕はワークブックまでやりました。
TOEICテスト公式問題集
マストアイテムです。
どこの得点帯の人であれTOEIC対策をする方が問題集をどれか一冊だけ買うとしたら僕はこの公式問題集を勧めます。
1冊に2回分の試験が収録されています。
はっきり言って値段は高いです。
Vol.がいくつかあるので学生の場合は友達同士で貸し借りしてもいいんじゃないでしょうか。
僕は友達がいなかったので全部自費購入。
でも、改めて調べてみると現行の新課程版の刊行はまだ1冊だけのようです。
一般人がこの公式問題集無しにTOEIC900を目指すこと、
それは不可能ではありませんが大分遠回りをすることになります。
力試しに1回だけやるとかありえません。
リーディングパートも含めて全体は最低3周します。
問題を解くのも大切ですが、上のK/Hシステムの方法に従って問題文を何度も何度もシャドーイングします。
リスニングパートについはシャドーイングだけで5周はします。
TOEIC公式問題集でTOEICのパターンを身体に染み込ませるんです。
具体的にそのパターンのいかんを明示するのは難しいんですが、
TOEICの英文はまじでパターン化されていて同じことの繰り返しだということがいつか判ります。
出まくりリスニング
ここからはPart別対策です。
“出まくり”は主にPart2対策として利用しました。
1日のノルマを決めてコンスタントに消費していっていました。
僕はシャドーイングもしていましたが、ここではしなくていいかもしれません。
また僕は時間がなかったので何周もできませんでした。
個人的には応答問題のPart2は苦手な方でした。
Part2対策として有名な手法は『最初の一言』、つまり多くの場合は疑問詞を大きなヒントにして正解を探しますよね。
しかし、その疑問詞であれその他のヒントであれ、一度でも、わずかにでも聞き落とすと挽回できない。
応答問題の場合は長い会話文のようには文脈からの推測ということができませんからね。
ということで比較的難しいPart2専用対策のためにこの1冊です。
イ・イクフン
Part3・4対策です。
イクフンはTOEICリスニング対策の定番の問題集になっています。
シリーズには2つのラインがあって『極めろ!』と『解きまくれ!』です。
極めろは講義系で、解きまくれはひたすら問題演習。
自分が使ったのは解きまくれだけです。
公式問題集が優先順位一番高いんですが、数が足りないのでその分をイクフンで補います。
数こなすために時間がある人は取り組みましょう。
自分は全部消化できませんでした。
というか、量をこなすより、繰り返すことも大切なので質がおざなりになりそうだったので途中でストップして公式問題集とイクフンの前半に戻ってそっちのシャドーイングを繰り返しましたね。
でも公式問題集だけではさすがに少ないのでこれって感じです。
さいごに
最近出題形式が変わったらしいので自身でアジャストしてください。
僕が受けたのは変更前の試験です。
新課程も機会があればまた見てみます。
この記事を作って気がついたんですが使用教材少ないですね。
でも本当にこれだけです。
就活前に間に合わせるために対策期間が半年もなかったので、時間的な制約があったというのもありますが。
次はリーディングまとめます。
更新日未定。
あしたから沖縄行ってきます(^o^)/
以上!