模試にもたくさんの種類がありますけど、難関大学の受験生はこれを押さえておけばいいよっていう模試を4種類紹介します。
どれも定番の模試ですし、僕自身もそれぞれ受けたことがあります。
これから受験勉強を始めるという方は参考にしてください。
まずは、『河合の全統』
まず母集団の多さから河合塾の全統マーク・記述模試は受けますね。
ドッキング判定もして欲しいので合わせて受けます。
ドッキング判定とはマーク模試をセンター試験、記述模試を二次試験とそれぞれ想定して、
近い期間内に行われるこの2種類の模試を総合して成績・判定を出してくれるシステムです。
河合の全統は解答解説が丁寧なところもいいですね。
試験後に解答冊子をもらえるんですが、使いやすくて役に立ちます。
ここで出る偏差値や判定はあくまで目安です。
河合塾に限らずそもそも偏差値や判定は目安に過ぎないんですが、
特に河合の模試の偏差値は駿台に比べて高く出やすいため、気分がいい反面あまり調子に乗らないことです。
また、言われるまでもないことだと思いますが、浪人生は春〜夏くらいの期間はめちゃくちゃ良く出てしまいます。
とは言っても、やっぱり目標というか、自分の全国ランキングを知る場として河合の全統はいいと思います。
例えば自分は浪人生の頃、河合の模試で理系偏差値80を取ることを一つの旗印にしていました。
もちろん叶いませんでした。
ただ、目標というのは自分のことを引き上げてくれるのでいいものです。
次に、『駿台全国』
駿台全国は浪人生や超難関大学志望者、医学部受験生の比率が高いです。
正式名称は『駿台全国模試』です。
名前が似ている『駿台全国判定模試』とは別です。
僕は浪人した時に初めて受けたんですが、第一回目は無残な結果でした。
一応京大志望者だったのに、偏差値が50代の後半くらいだったと思います。
次こそは!という気持ちになれたから良かったですけど。
河合の模試なんかはそんなに偏差値の高くない高校でも受けさせるし、
半強制的な感じである場合も多く、そのために中には意識低い系も混じっているのでボトムが大きいんですよね。
一方でこの駿台全国は受ける層のレベルが高いし、
僕自身もレベルは高くありませんでしたが、やっぱり現役時のカスの時は受けておらず、浪人して京大志望だからということで挑戦しましたから。
つまりそういう模試ということです。
出てくる結果には多分テンションが下がりますけど、受験を強くオススメします。
そして、大学別模試。
志望大学のものが開催されていれば絶対に受けるべきですね。
本番に近い母集団の中で自分の立ち位置が他の模試に比べてより正確に把握できます。
夏の大学別模試を受験生活前半の大きな目標として設定してもいいんじゃないでしょうか。
そこで判定を取ることを目標にすればその日を本番と思って全力で勉強できそうです。
ただ、普通の現役生は夏は判定出ません。
そして、判定出なくてもきにする必要なし。
最後に、センタープレ。
センター試験プレテストです。
自分の残された勉強量と時間から判断して受けるべきです。
本番を想定して1社は受けたいですね。
浪人生は2社くらい受ければいいと思います。
さいごに
押さえておくべきなのはこの4点くらいです。
確かに他にも様々な模試がありますけど、あまり受けすぎるのもよくありません。
理由としてはまず何よりも拘束時間が長くなるから。
模試って結構体力も精神力も絞られますからね。
1日を使います。
特に現役生は受験勉強できる時間がすごく限られているのでよく考えてください。
次に、そんなにたくさん受けても自分の中で消化しきれるのかという問題もあります。
模試はとにかく解けなかった問題の復習が重要。
体に染み込むまで何度もやります。
だから、模試を受けまくって1つ1つがないがしろになってしまえばもう完全に時間の無駄です。
これとこれだけ!って厳選して、それらに対して全力投球するべきだと僕は考えています。
ONE FOR ALL, ALL FOR ONE.
以上。
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