塾講師の時の話

個別指導塾の選び方。注意点を6つ解説。

私は家庭教師から塾での個別指導・集団指導、合わせると5年以上も先生を経験させてもらいました。

その間に生徒の学習姿勢や個別指導塾特有の様々なシステムを見てきた中で気が付くこともありました。

ここではその時の経験に基づいて、
これからお子さまが通われる個別指導塾を選ぶ上での注意点についてまとめています。

 
私は個別の塾の評判を語ったり比較はできません。
料金に関しましては各社ホームページや比較サイトでご確認できることかと思います。

ここでは料金以外の面で塾選びの際に気をつけてほしいことを書き出しています。
料金以上に重要なこともございます。

ぜひとも参考にして下さい。

 

①担任制かどうか

<担任制とは>
講師のシフト都合などを考慮してその月、その週ごとに先生が決まるのではなく、
基本的に毎回同じ一人の先生がその生徒の授業(教科)を担当するシステムです。

一人の先生が責任を持って一年間もしくはそれ以上の期間を通してその生徒のことをトータルで見てくれるため、その先生の力量にもよりますがより効率的にお子さまの学力を伸ばせることが期待できます。

逆に先生がコロコロ変わる場合は引継ぎが煩雑になったり学習計画の進捗の管理がいい加減になりやすく授業効率が低下してしまいます。

また、担任がいない場合はその生徒の成績に対して責任を持つ先生がいないということになりますので、
もちろん塾としては教室長の責任にはなりますがあくまで現場での話として、
やはり生徒へのサービス水準は低下してしまいます。

「教科ごとの担任制」もしくは「完全担任制」がおすすめです。

 

②振替の扱いについて

<振替とは>
体調不良やご家庭の事情、学校行事などで生徒が休んだ際に
その一コマ分の授業を他の日に充当すること。

まず振替無しは論外です。

「前日までの連絡なら振替可」や、
たとえ1分前でも「授業開始前の連絡なら振替可」など

対応は塾によって変わってきます。

何らかの事情でお休みすることは必ず出てきますので振替の扱いに関してはあらかじめご確認ください。

私の経験では「無連絡欠席⇨振替なし」の場合が多かったです。
その1コマのためにすでに講師は一人用意されています。

ちなみに遅刻の際もその分を延長して授業をしてくれることはまずないと考えておいてください。

また、実際的にはある条件下で生徒都合の「振替無し」となっている場合でも、状況に応じて対応してくれる場合も多々ありますので、
生徒側が申し訳なかったという気持ちを添えて丁寧にお願いをすれば快く振替に応じてくれる場合も少なくありません。

 
夏期講習などの期間は例外的に授業を担当する先生が変則的になったり稀に振替の条件についても変わることがあります。

長期の休暇中は全体の授業コマ数が普段より増えます。
大学生バイトの先生の出勤可能日も夏休みなどは帰省などで学期中とは大きく異なってきます。

このような理由から生徒と(担当の)先生を完全にマッチングさせることが難しくなるためです。

 

③送迎の有無

最近は送迎サービスなんてものもあるんですよね。

非常に便利だし、何より塾って帰りが夜遅くになることも多いので安心できます。
送迎がある塾ない塾、有料・無料か確認してみてください。

女の子の生徒だったら絶対に帰りは車がいいと思います。

 

④校舎ごとの雰囲気

これは塾のブランドごとの雰囲気以前に同ブランド内でも校舎ごとに差異がかなりあります。

いい加減な仕事が蔓延している校舎もあると聞きます。
講師がまじめに熱心に指導することが当たり前になっている校舎がある一方で授業時間ぎりぎりに来てろくに準備もせず授業だけしてさっさと帰る作業場的な教室など。

雰囲気の暗い校舎だけはやめたほうがいいと思います。
お子様に良い影響を与えません。
やはり元気な先生が1番です。

入塾前の「体験」や「面談」の際に可能な限り様子を見るようにしてください。

お子様へのヒヤリングもお忘れなく。

 

⑤講師の学歴

高学歴=生徒の成績をあげられるというわけではありません。

しかしながら、最低限の偏差値のある大学生でなければ絶対的な知識量が足りていないということは普通にあります。

特に大学生が少ない地域ですと全生徒の授業コマ数をまかなうために偏差値・教養・適性が多少基準を満たしていなくてもいたしかたなく講師採用してしまう教室長はいます。

教室長は教室長で教室ごとの「授業コマ数」のノルマがあったりするので、それを達成するために必死でやりくりしなくてはいけない事情があります。

しかしその代償を生徒が負うのはおかしいですよね。

すでに担当してもらっている先生の学校名を教える責任者はいないと思いますが入塾前にはそれとなく、言い方は悪くなってしまいますが

「あまりに低偏差値の特に地元でいい評判を聞かない大学の学生が混じっていないのか」

もしいる場合は

「その先生が自分の子どもの授業をすることはあるのか」

確認してみてください。

「こういう先生だけはやめてほしい」みたいなワガママが通る場合もあります。
 

⑥自習室の有無、もしくは空き机の自習利用の可否

自習専用室もなく空いている机での自習すらも断られる塾は絶対にやめておきましょう。

主な理由は次の2点です。

(i) 学力アップには自習が最重要事項

お子様がご自身で勉強をすることができないという理由で個別指導塾を選択されるご家庭も多いはずです。

生徒にはテレビなしスマホ利用も禁止されて寝ることさえ許されない。
このような強制的に机に向かわせることができる場が必要です。

そして、そういう環境に身を置いてどれだけ自習に時間を注ぐことができるかが学力アップに1番肝要なのです。

好きな時に自習ができないような校舎は絶対に避けましょう。

 
(ii) サービスの質の問題

自習をさせないのはさすがに校舎の営業努力が足りないと言わざるを得ません。
意識が低すぎます。
そういった校舎は他のサービスの質も低い可能性が高いです。

 
以上です。

さいごに

大切なお子様の塾選びに慎重になるお気持ちは私にも解るつもりです。
校長や講師にとってはお子さまがたくさんいる生徒の中の一人と考えてしまう方もいるかもしれませんが、
保護者の方にとってはかけがえのない一人の息子・娘です。

私が塾講師をしていた時、保護者の方とコミュニケーションをとっていく中で

「(至極当たり前のことだけど)お子様の事(成績や塾での様子)を本当に心配しているんだな」

「塾を少しでも上手に利用してお子様の面倒をしっかりみてほしいんだな」

ということがまじまじと伝わってきました。

「テストの点数を上げること」は人生という長い目で見ると大して重要なことではないはずです。
しかし、今は「長い人生」というようなロングスパンではなく、
実際に受験を控えているお子さまがいる現状においてはずっと近視眼的に

「少しでもいい高校・大学に行ってほしい」
「そして、少しでもいい環境で学んでほしい、友人を作ってほしい、遊んでほしい」

と考えるのは当たり前のこと。

そうすると少しでも良い条件の塾を選びたいと考えるのも当然ですよね。

ここではそんな風にお子様の塾をお選びに真剣になっている保護者の方のお役に立てればと思い、
料金面以外で個別指導塾を選ぶうえで大切な事を可能な限り書き出してみました。
参考にしていただければ幸いです。

いい塾に巡り合えることを願っています。

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