受験英語の文法の勉強方法のコツ4つ | はいれぽ!

今日は受験英語で文法の勉強方法のコツについてレポートします。

記事の最後では僕が大学受験のときに使っていた問題集や塾講師の時の経験からオススメの紹介をしています。

(目次) ①参考書ではなく問題集ベースで ②早く全体像を把握する ③最初は理解しなくてもいい ④何度も復習をする

・僕が使っていた問題集やオススメ

①参考書ではなく問題集ベースで

英語文法だけではなくて大学受験、試験一般に言えることですが、

勉強するときは参考書を一から読み進めていくのではなく問題集を繰り返し解くことで知識をインプット

します。

 
なぜ改めて文法の勉強方法の記事でこれを話すのかと言うと、文法の勉強を参考書メインでしている人が少なくないからです。

そのような用途でよく使われている教材にフォレストがあります。

フォレストは僕も好きで、大学受験の時には持っていなかったんですが、塾講師を始めた時に塾にあったのを読んで気に入って自分用を買いました。

文字も大きいし色分けもやり過ぎない程度に見やすくて解説も程よく詳しい良書です。

ただし、あれを1から読んで文法の勉強をすることは間違っています。

いえ、間違ってはいませんね。
勉強方法としては正攻法と言えるかもしれません。

しかし、当たり前のことですが従来の古典的な方法が必ずしもベストというわけではありません。 常にその方法が本当に自分にとって最適なのかを検証するべきです。

これは勉強に限った話ではないですね。

それで、参考書ベースでの勉強はまず第一に退屈。飽きる、眠たくなる。
そして、分厚い、終わらない、途中で放棄してしまう。文法が嫌いになる。

こう言う状況に陥りがちなので僕はオススメしません。

参考書を1から読む勉強方法というのはその教科が特別に好きな人や一通り勉強を終えた人です。
普通の人は参考書で一から勉強してはいけません。

一般的に参考書の使い方は、問題集の解説を見てもわかりずらかった箇所について参照する辞書的な使い方をします。
“参考”書ですよ。

英語文法のベースは問題集で習得してください。

そして、高校1年生くらいには一通りの単元を網羅していてかつ難易度がそこまで高くなく薄めの問題集がオススメです。

②早く全体像を把握する

1冊目には薄めの問題集を選んで早く全体像を把握してください。

英語文法を一通り勉強していない人、ほとんどの高校1、2年生や授業についていけていない生徒は文法という単元にもつイメージが混沌としています。

比較、仮定法、過去完了、過去分詞。。。

何が何だかですよね。

これを整理するためにまずは早く問題集を一周終わらせるべきなんですよ。
だから早く終わるためには薄い方がいいし、途中で挫折しないためにも薄い方がいい。

すると、びっくり。

受験英語の文法ってこんなにシンプルで出題パターンも決まっているんだということに気が付くことができます。

視界が晴れますよ。

③理解しなくてもいい

特に学習の初期では数学のようにあんまり細かいことに気を使う必要はありません。

文法の成り立ちに大した理由なんてありません。
仮定法とか最初は概念がわからないかもしれませんが、とりあえず時制を下げればいいんだ、とか倒置の書き換えもあるんだって感じで覚えるだけでいいです。

単純に法則を暗記していくイメージです。
暗記の後に理解が追いつくことも多々あります。

英語は‘言葉’だから理解も何も、そうやってるんだからそうやるんだって感じで理解というより慣れですが。

 
後、抽象名詞・物質名詞・the other・an other・anotherこの辺の使い分けは鬱陶しいのでわかりにくそうだったら本格的に覚えるのは2周目以降にして初回や受験勉強の初期では飛ばしていいですよ。

また、比較級の慣用表現も多種多様ですが、最初から全部を覚えようとせずに最初は有名なものから絞って覚えていきましょう。

とにかくそのような細かいところよりはまず時制・態・分詞・比較・仮定法など受験文法の大枠を抑えます。

細かいところは後から詰めて行きます。

④何度も復習する

当たり前ですね。

最低5周はします。

それも1周を一通り終わってからもう1周ではありませんよ。

3章進んだらまた1章目に戻るみたいに。
念入りにしつこく頭に刷り込んでください。

忘れてしまっては勉強した意味がなくなります。
どの勉強でもそうですが復習はしつこいくらいにします。

こちらの記事に英語文法の勉強を例に取ったマークを使った勉強方法の例を書いています。

  最初に薄い問題集がいいと書きましたが、受験勉強では『1単元1冊』も大切です。

薄い問題集1冊だけで早慶までは難しいです。

だから、最初からネクステを使うのも十分にありえる選択です。
特にもう高3の方とかなら今から使う一冊で勝負するわけですから。

1,2年生は薄い問題集で一通り終わらせた後で、ネクステもしくは後述するパワステにステップアップするのもいいです。

文法なんて知っているか知っていないかだけの問題です。
数学のような思考も必要ないので1年生でも3年分くらい終わらせられます。

早く覚えたもん勝ちです。
頑張ってください。

僕が使っていた文法問題集

最後に僕が実際に使っていた文法の問題集やその他のオススメについて話します。

  ・即ゼミ11 ・ネクステ

・パワステ

 
僕が最初に文法の勉強で真面目に取り組んだ本は桐原書店の『即ゼミ11』でした。

 

即戦ゼミ11 (Amazon)

初級者が英文法マスタ-のために、最初に選びたい1冊。 高校1年時の英文法終了後の文法知識の定着に最適。

引用:桐原書店

  改めて出版社のサイトを確認するとこのようなレベルらしいです。

これは当時英語が大の苦手だった僕にはちょうどいい難易度でした。

大学に入ってからもTOEICの勉強をする際にも使いました。
英語文法のほとんどをこの本から学びました。

これまで10周以上しています。

これはさすがに簡単すぎるという方はネクステージでも問題ありません。

むしろ難易度や網羅性を考えるとネクステの方がオススメではあります。
出版社も同じ桐原書店ですし。

僕も学校の指定がネクステでしたし実際に使ったこともありますが、単に分厚いから好きではなかったというだけです。
重いし。机の上で開いと時に本が盛り上がるのも苦手でした。

出版社側もネクステの方を売りたそうですよね。
即ゼミ11なんて3回しか改訂されていないし、しかも最後の改訂が2009年ってもうやる気ないのかも。

ネクステの方が後発だったのに現在は第4版まで出ています。
余談ですがデザインは第3版の方が良かったですよね。

 
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ネクステージ (Amazon)

さらに、パワーステージというのが昨年新発売されました。
ネクステージと同じような体裁の問題集ですがネクステよりもさらに一段難易度が高いです。

確かに、ネクステージはちょっと簡単だということは言えます。
あくまで、東大京大早慶などの偏差値帯の人からするとということですが。

だから、一般的な受験生はネクステを完璧にしさえすれば十分なんですが、早慶以上を狙う方はパワステも見てみてください。

 
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パワーステージ (Amazon)

 
最後に大好きなフォレスト。

 

フォレスト (Amazon)

以上。

関連記事:
🔗英語長文の勉強方法
🔗英単語の暗記方法

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