この記事では私のブログ記事のパーマリンクの決め方について話します。
ブログには今約200記事がポストされていて今月は7~8万PVほどです。
アクセス解析ソフトをモニターしている上でSEO的に不利になっていると感じたこともありません。
必ずしも私の決め方がSEO対策に100点とは思っておりませんが、私としては私のパーマリンクの決め方についてとりあえずは納得しています。
他にも少し工夫することで後からのアクセス解析に有利になることもあります。
ブログを最近始めたという方は参考にしていただければと思います。
パーマリンクとはURLの○○○○○の部分のことです。
目次
- パーマリンクとは
- URLを決める上での大前提
- 僕の場合の決め方
- アナリティクスも意識
- 失敗例を2つ
- 現状の評価
パーマリンクとは
Permanent Linkと書きます。不変のリンク名ということですね。
後になって変えられないということですからよく考えてから付けた方がいいです。
そして特に重要な点はこれから増えていくであろう個々の記事のURLに対してどういう秩序を持たせるのかをブログを始めた早い段階で決めなければならないことです。
(秩序というのは以下のグーグルの引用の“論理的”というURL設定の目標項目に沿わせるためです。)
約7ヶ月前のまだブログを始めて1ヶ月だった私で1ヶ月のレポート的な記事でこんな風に書いていまいた。
・パーマリンクについてきちんと考える必要がある。
今のところ行き当たりばったりに作っているがパターンを決めたい。
厳密には後からでもURLを変えることはできます。
しかし、URLが変わるとそれまで積み上げたグーグルからのその該当の記事に対する評価は一度リセットされてしまいます。
URLはネット上の住所という言われ方をします。
所在地が変わればまた新しいページとして1から評価を受ける必要があるんですね。
URLを決める上での大前提
パーマリンクやそのパターン(法則)をこれからは自分で考えていかないといけないわけですが、
全く自由に決められるというわけではなく下記の通りグールグによる制約があります。
これらはあくまで一企業(グーグル)が勝手に決めているルールであり必ずしも守る必要はありませんが、 グーグルのクローラーに正しく認識してもらうためや読者のユーザビリティ、何よりSEO対策を考えると外せないルールになります。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。 論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して) URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
引用元:Search Console ヘルプ-コンテンツに関するその他の考察
上記はURLについての提言でありますが、ことURLに限らず記事構成の組み立て方やサイトの構造について、
SEO的に推奨されるものはシンプルでかつ解りやすいというのがグーグルのキーワードになっている気がします。
私自身その点については意識してブログ運営をしています。
そもそも、グーグルがとかSEOがどうという問題以前にシンプルでわかりやすい方が読み手にとっては便利であり、書き手も作りやすいですよね。
論理的というのは明快なルール(秩序)に則って設定していくということです。
私が決めているルールは後述します。
グーグルが“ID ではなく意味のある単語を使用して”と明記している時点でとりあえずこのようなURLは却下ということになります。
https://haigaki.jp/id=12345
以下より、このグーグルのガイドラインは押えた上で実際の私のURLの決め方を紹介いたします。
これからブログを開設したりブログを開設したばかりという方は参考にしていただければと思います。
私のパーマリンクの決め方
URLを決める際に私はこんな風に考えているという話をします。
SEO的に100%正しいということはまずないですし、他にももっといい方法があるかもしれません。
まだまだ勉強の余地がたくさんあります。
しかしながら、とりあえず現状はこんな風にしているということを紹介しながらパーマリンクについて考えていただければと思います。
まず、ブログ開設当初に悩んだ点になりますが、私はパーマリンクでカテゴリー分けをしていません。
私のブログ(構造)上では現在は10のカテゴリー分けをしていますが、URLとしてそれを表現をしているわけではありません。
具体的に話します。
私はアニメ『ごちうさ(ご注文はうさぎですか?)』に関する記事を最近よく書いています。
その中でごちうさの『ココア(というキャラクター)に関する記事』のURLは①の通りです。
①https://haigaki.jp/gochiusa-cocoa
②https://haigaki.jp/gochiusa/cocoa
でもなければ、
ブログ内のカテゴリー分類に従って
③https://haigaki.jp/anime/gochiusa-cocoa
でもありません。
③は「anime」という実際にブログ上に作っているカテゴリー分けをURLで表現しているということになります。
②の「gochiusa」は今のところカテゴリーにはありません。
③にしない理由は、
確かに現在のブログ内のカテゴリー分けでは『(カテゴリー)アニメ』があります。
しかし、私のブログのアニメに関わる記事を全てその『アニメ』に振り分けているのかというとそうではありません。
アニメを絡めて日々の生活について書いている記事はカテゴリー『ライフスタイル』に、
アニメキャラの勉強方法について書いた記事は『学生時代の勉強方法』にそれぞれ分類しています。
そして、重要な点はこれらの分類は記事公開当初からずっとそのそれぞれのカテゴリーに振り分けていたかというとそうではないということです。
元々は『アニメ』に入れていたものを、やっぱりこっちかなと思って別のカテゴリーに移したり、
逆に他のカテゴリーに入れていたものを改めて『アニメ』に移動させた場合もあります。
つまり、/anime/というようにURL構造でカテゴリー分けをしてしまうと後からこのような変更が効かなくなります。
場合によっては矛盾が生じてしまったり、禁忌であるURL変更を余儀無くされるかもしれません。
さらに言えば、『アニメ』のカテゴリー自体も元々は『アニメ』だったのですが、正確に言えば現在は『アニメ・漫画』に変わっています。
このようにカテゴリー名自体が変わってしまったり、カテゴリーの再編集をする場合もあります。
このような現実的な問題を考慮してURL上にはカテゴリーを表記しないようにしています。
②にしない理由も同様です。
一方でこれはURL構造上の解りやすさよりもブログ運営上の利便性をやや優先しているということになります。
しかしながら、 https://haigaki.jp/gochiusa-cocoa
で十分に解りやすいと思いますし、
例えば続編を書いた時にはhttps://haigaki.jp/gochiusa-cocoa-2
としました。
グーグルのいう秩序維持はできているのでは無いでしょうか。
次の見出しにも書くようにこのやり方で他の恩恵を得られています。
アナリティクスも意識
アナリティクスについても私はまだ基本的な機能しか使っていないので他にももっと便利な機能があるかもしれません。
『/gochiusa-』のようにここまで書いたパーマリンクの決め方でアナリティクスの観点から良かったと思う点を1つ書きます。
アナリティクスでページごと(URLごと)のアクセス数を見る際には
行動(BEHAVIOR) -サイトコンテンツ(Site Content)
-すべてのページ(All Pages)
をたどりますよね。
仮に『/id=数字』のURLを使っているとこの時にアナリティクス上に(おそらくアクセス数順に並んで)表示されるそれぞれのURLが一体どの記事を示しているのかがわかりません。
何度も見ているうちにid名で覚えてしまう記事もあるかと思いますが、記事が数百と増えるにしたがってアナリティクスの表記は雑然としてきます。
一方で記事ごとに固有のパーマリンク例えば『/gochiusa-cocoa』と決めることで、アナリティクス上で例えば「アクセスを集めているそのURLが何の記事なのか」が一目瞭然になります。
アクセス数だけではなくページ滞在時間や離脱率・直帰率についても判ります。
他にも、アナリティクスでページごとのアクセス数を調べるときに『/gochiusa-』のパーマリンクは役に立つことがあります。
ごちうさに関する記事は全部でどのくらいのボリュームなのかを知りたいときはすべてのページ(All Pages)で検索窓に『gochiusa』と入力します。
そうすることでごちうさ関連の記事、つまりURL内に『/gochiusa-』を持っている記事だけが抽出され、
アクセス数や滞在時間などごちうさ単位での成果を調べることができます。
失敗を2例
ブログを始めた当初はパーマリンク関連で失敗もしています。
その例を2つ書きます。
https://haigaki.jp/cocoa-birthday
ごちうさ関連の記事にはこのようなURLの記事があります。
これは失敗しています。
この時はあまりよく考えずURLのシンプルさを優先してしまい『/gochiusa-』を入れそびれています。
多少長くなっても絶対に『/gochiusa-cocoa-birthday』にするべきでした。
もう一つは
https://haigaki.jp/gochiusa
の記事です。
この記事はごちうさ関連の記事の1番最初に書いた記事です。
この時にはこの先ごちうさの記事をこんなにたくさん書くとは思っていませんでした。
『/gochiusa』の記事がごちうさというアニメの全体像を語る有意義なページなら納得できます。
しかし、この記事はごちうさの極めて限定的な部分しか語っていない『/gochiusa』を冠するには不相応な内容です。
不明確なその先のことも考えて『/gochisua-○○○○○』の形をとっておけばよかったです。
(今後内容を大幅に変えて充実させるか、もしくはURL変更の可能性があります。)
現状の評価
現状以上のようなパーマリンクを設定してきて、特に不利なことを感じることはありません。
それは検索の表示順位やその変遷を見ていてそう思います。
一方で、私はid=数字 のような他の形のURLを使っていませんので単純に比較することはできていません。
ですからあくまで感覚的なものになりますが、
やはり現状のURLで不利という感触はないし、むしろグーグルからの評価を見てるとこのやり方では間違ってはいないようだと私は実感しています。
例えばこの『/gochiusa-』 というgochiusa-単位での検索順位上昇というのも経験しています。
ある瞬間を境にパーマリンクに同じワードを保有している記事が一度に強くなることがあります。
ある1つのごちうさ関連記事がヒットしたら同じ他のgochiusaの記事も連れられて一度に検索順位が上がりました。
ただし、これは本当にURL単位『/gochiusa-』への評価なのか、はたまたただ同一ジャンルの記事内容だからというグーグルの判断かはわかりません。
以上。