今日はGOOD SMILE COMPANY(グッドスマイルカンパニー)のスケールフィギュア『レム』をレビューします!
グッスマレムの案内が始まったのが約一年前の2017年2月14日。
元々は12月に発売予定だったんですが、延期されて先週ようやく届きました。
フィギュアの写真とレビューだけが見たい方は「③レムフィギュアレビュー」から読んでください。
(コンテンツ)
①グッスマの『レム』について
②パッケージ
③レムフィギュアレビュー
④フィギュア組み立て時の注意点
⑤さいごに
①グッスマの『レム』について
リゼロレムのスケールフィギュアには需要が高いようで、
発売済みのものと予約受付中の商品を合わせるとすでに10種類以上存在します。(プライズ除く)
その中でも僕がこのグッスマのレムを選んだ理由はいくつかあります。
まずはレムの衣装がアニメでよく見られたメイド服であること。
布団をめくると下着姿のレムが佇む 🔗レム添い寝Ver.(KADOKAWA) などすでに人気のあるレムフィギュアは出ていますが、
今回はアニメでは見られない露出度の高いものよりもアニメの正統派のレムが欲しかったです。
ちなみにその添い寝レムは再販が決まったので、現在のプレ値で買いたくない方は待ちましょう。
さらに8月には 🔗ラム添い寝Ver. の発売も決まっています。
発売元がグッドスマイルカンパニーというのも購入を決めたポイントでした。
以前ブログで紹介した高坂穂乃果(ラブライブ!)のフィギュアも良かったですし、やはりグッスマは(比較的)信用できます。
それでも予約購入というのは怖さがありました。
しかも数を作るグッスマのフィギュアなら少し待てば値下がりする可能性もあります。
どうして予約購入したかというと、
デコマス(彩色見本)の段階で超絶可愛かったからです。
とにかく購買意欲をそそられました。
去年2017年はレムフィギュアの情報をまめにチェックしていたんですが、
個人的にデコマスの時点ではグッスマのレムがダントツで可愛く思えました。
フィギュアのことをあまり知らない読者もいるので断りを入れておきますが、
デコマス(=デコレーション“マスター”)はあくまで見本であって、実際に手元に届く商品はデコマスとは異なります。
一般的に市販される商品はデコマスから劣化する場合が多いです。
デコマスの(公式)画像はこれ↓
\🎎ひなまつり🌸/
今週も\きんようび/となりました!本日は甘酒やひなあられをいただきつつ、はりきってまいりましょー(*´꒳`*)
【レム】 https://t.co/Tlr20LpKyZ #goodsmile #リゼロ #rezero pic.twitter.com/hUVeZDnQLC
— カホタン@グッスマのすみっこ (@gsc_kahotan) 2017年3月3日
以下、商品に関する公式情報。
人気テレビアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』より、ロズワール家に仕える双子メイドの妹「レム」が1/7スケールフィギュア化。Blu-ray/DVD2巻のジャケットイラストを元に特徴的なメイド服を軽やかに再現、小物のティーセットも精密に造形し、メイドの仕事に勤しむレムを可愛く仕上げました。さらに差し替えで鬼気迫る鬼化状態も再現可能、モーニングスターも付属しますので、お好みの姿で飾ってください。
引用元:http://www.goodsmile.info/
ja/product/6256/レム.html
(商品情報) メーカー:グッドスマイルカンパニー スケール:1/7スケール 価格:12,300円(税込) 原型制作:ゆうこ~ん氏(knead)
彩色:Luu氏(グッドスマイル上海)、えこし氏
②パッケージ
フィギュアは公式の説明の通りブルーレイ2巻のイラストから立体化されています。
ところでその2巻のジャケットはキャラ原案の大塚真一郎氏の描き下ろしです。
一方でアニメのキャラデザはまた違う方ですよね。
つまり今回のフィギュアの元絵はキャラ原案の大塚先生ですが、
立体化するにあたってはアニメ絵(アニメ版のレム)に寄せているようです。
その元絵のパッケージはこちらの右。左はアニメ絵。 画像の無断転載はできないのでAmazonリンクの小さいサムネイルで失礼します。
③レムフィギュアレビュー
ほんまに可愛い。
そのアニメのレムをほぼ完璧に再現しています。
組み立てた後、まず最初に思ったことは「デコマス通りですごい!」ってこと。
公式や各種媒体で紹介されている写真(デコマス)はめっちゃ可愛くて、
正直「これはさすがに可愛すぎるんじゃねーの」って疑っていたんですが、
ごくわずかな塗装剥がれや色むらこそあれど、ほぼデコマス通りの出来で嬉しかったです。
写真を比較して見受けられるデコマスとの差異は、それはほとんど撮影技術の違いだけという気さえします。
プリントが綺麗に施されている目がキラキラしています。
光沢があるタイプのアイプリではありませんが限りなく輝いているように見えます。
ただ、やら装飾が凝りすぎているせいで逆にレムがどこを見ているか掴めなく目が合いにくいところはあります。
肌色も自然です。 もともと色白なレムですが、
フィギュア化されるにあたっては白すぎることなく違和感のないちょうどいい具合の白色。
グッスマでは常識になっていますが例によってどの部分の塗装も丁寧に仕上がっています。
彩色に関しても色の数はそれほど多くはありませんが、淡い色が絶妙にまとまっていて可愛いらしい。
本来白色のエプロンやフリル、ニーソの白い部分には紫色のシャドウがかかっています。
こういうのっていつもなんで真っ白ではないんだろうと思うんですが、
真っ白だとパーツが浮いてわざとらしく見えるのかと(工業品感)。
シャドウを吹くことで奥行き(立体感)が出てフィギュアによりリアルな表情が出ています。
胸の下側とお腹のエプロンのシワも至極自然に造形されていてグッド。 一方で黒い部分はややのっぺりとしていて作り物のような感じが出てしまっています。
本来ならもっとクシャッとなるでしょ。
塗装自体はダマなどなく綺麗です。
ラムとレムの姉妹でお揃いの耳飾り。
こういう細くて細(こま)かい造形って塗装がダマになったり、バリが残っていることがあるし、
今回もどうなのかなーと気にしていたんですが全く問題ありませんでした。
髪の毛の造形は完璧。
グラデーションは弱めですが、この淡い水色がすごく綺麗でしょ。
それで細かい毛先の方に向かっても造形が少しも崩れていません。
この反り返ったレムのおてて。
今回のレムの大きなチャームポイントだと思います。
この手がフィギュアに動きをつけているし、笑顔の表情と相(あい)まってこの瞬間のレムのテンションが伝わってきます。
ちゃんと指先まで造形されているし、爪にはツヤ加工が施されていました。
銀色のプレートに乗せられたティーセット。 細かい!
こういうところまで精巧に作られているのは嬉しいです。
衣装に比べて足元のパンプス(メリージェーン?)はシンプルな印象を受けました。
光沢はいい。
今回のレムは可愛さに全振りしていて色気がありません。
顔が幼く無垢な雰囲気で、スカートも長いですし。
僕は基本的にフィギュアは滅多に買わないし、
値段も高く場所もとるため絶対に後悔が無いように厳選して購入します。
これは間違いなく買ってよかったフィギュアでした。
レムフィギュアは他にもすでにいくつか出ていますが、僕の感覚では今の所は絶対にベストクオリティ・ベストレムです。
いまだに原型すら出てこないALTER(アルター)を待っている方もいるかもしれませんが、 グッスマレムは買って損はしないでしょう。
つなぎではなく本命になれる可能性は高いです。
④フィギュア組み立て時の注意点
これから購入される方もたくさんいると思うので自分が気づいたことを記録しておきます。
いちいち言われなくてもわかっている方が多いと思いますが、 このレムが初めてのスケールフィギュアという方もいるでしょうし、
くどくなるかもしれませんがきちんと書きます。
脆そうなパーツあり
脆いことは悪いことではありません。
それだけ精巧に作られているということですから。
ただ、取り扱いには超絶注意です。
特に組み立て時。
このフィギュアには細くて薄いパーツがあります。
気になったのは頭のピンクのリボンと後ろ髪の跳ねている箇所と、腰から伸びている白いリボンの羽先。
誤って指を強く引っ掛けると簡単に破損します。
まじで要注意。
慎重に作業する僕も冷や汗をかく瞬間がありました。
保護ビニール抜き取り
今回のフィギュアはスケールフィギュアの割にはねんどろいどのように差し替えパーツも多く、
その分取り外しする関節部分も多いです。
組み立て前の関節には保護ビニールが挟まれています。
無理に引っ張って取り外すのではなく、1つ1つ丁寧にパーツを取り外してから除去したほうがいいです。
とにかく強い力を加えるのは危険なのでお勧めしません。
パーツを取り外す際はフィギュアの顔には絶対に触らないように。
皮脂がつきます。
支柱が挿さりにくい
フィギュアを台座の支柱に挿し込むのに一苦労でした。
冬だから硬化しているのか、もともとそういう作りなのか、個体差なのかはわかりませんが、
自分のレムはかなり硬かったです。
上述の通り脆そうなパーツが散見されたので、下半身のみの状態にしてから作業をしました。
最初は台座は机の上に置いてフィギュアを挿そうとしたんですが、 台座の支柱の真下部分(凸部)は地面と接地しておらず、無理に押さえつけると今度は台座が割れてしまう気がしたので、
台座を手にとって左手で支柱の裏の凸部を抑えながら右手でフィギュアを押し込みました。
すぐに挿さらないのは角度の問題もあります。
今回の支柱はやや長めなので角度がずれていると入りません。
写真も参考にしてください。
足(PVC)をカイロで温めてから作業するのもいいかもしれません。
軟化するので。
とにかく硬かった。
取り外し時の落下に注意
上の「下半身のみの状態」に関してですが、このフィギュア は下半身・スカート・胴体が別々に取り外しできます。
下半身のみの状態にするときに意識していないと間のスカートパーツが落下します。
レムにかぎりませんが、
パーツが直に机の上に当たると塗装が剥がれたりフィギュアが損傷することもあります。
自分はタオルを引いて作業します。
これだと転がってどっかに行くこともないので。
鬼化ギブ
こういう行程だったからもう通常モードのレムの組み立てで疲れました。
めちゃくちゃ神経使ったし、撮影もしながらなのでここでギブアップ。
ツノは別売パーツのミニライトで光らせるようです。
いつになるかわかりませんが、
暖かくなったら鬼化も組み立ててツノを光らせてまたブログに載せます。
さいごに
ラムも今月発売予定だったんですが5月まで延期されたようです。
個人的にはレムもラムも好きですし、揃えたくなるー。
それでレムがこのクオリティでしたから、なおさら欲しくなりました!
今のところ予約はしていませんが、いずれブログに登場するかも。
最後に、 組み立て後すぐに撮影した時にはお盆が水平ではなかった・・・。 最初にちゃんと腕パーツが肩の奥までハマっていなかったという痛恨のミス!
傾いてますよね?
ブログに貼った写真を見て気づいた(T_T)。
お疲れ様でした!!
以上!
関連記事:
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