あなたはどこで自習をしていますか?
家ですか?それとも放課後の教室?
他にも図書館やカフェ、塾の自習室、有料自習室などいろいろな選択肢がありますよね。
ここでは受験勉強をする上で必ず抑えなければならない「勉強するための環境づくり」についてレポートします。
(目次) ①環境づくりの重要性 ②自宅学習について ③最高の自習環境とは
④僕の勉強場所
環境づくりの重要性
受験勉強をするにあたって自分が集中して勉強できる場所を確保することは非常に重要です。
しかもそれはできるだけ勉強に取り組み始めた初期の段階で見つける必要があります。
僕がほかの記事でも書いているように、
受験勉強には効率化をするために抑えるべきポイント(コツ)というものがたくさん存在します。
それぞれの重要度を☆の数で表すとこの環境作りという項目は文句なしの☆5つ(max)です。
集中できる勉強場所と時間を創り出すことによって受験勉強を継続する良いリズムが生まれます。
自宅学習について
家で勉強できますか?
僕は無理ですね。
これまでいくつかの試験を受けてきましたし、その度にどこかで勉強をすることになりました。
その中で自宅での学習が有意義だったと思えることはほとんどありません。
家での勉強時間はこれまでの総勉強時間の1%未満です。
もちろん僕もこれまでに自宅での勉強にチャレンジしたことは何度もあります。
なぜなら勉強は家でするのが一番効率が良さそうだからです。
そのほかの場所へ移る移動時間や交通費や場所代の節約になりますよね。
そして何より必要な勉強道具は自室に全て揃っていますし。
このように一見効率を追求するならば自宅が最も適しているように見えます。
しかしそれは多くの受験生が一度はハマってしまう罠です。
僕も何度もそのチャレンジには失敗しては無駄な時間を費やしてしまいました。
みんながよく知っている通り自分の部屋には誘惑が多過ぎるんですよ。
周りの目を気にすることなくスマホを触れるしベッドが近くていつでも寝られる。
寝る気は無くてもちょっと横になると知らないうちに寝てしまう。
テレビやネットのできるPCなんてあったらもっと大変です。
なんでもできてしまう密室に自分一人だけでいるという状況が非常にまずい。
よほど自制心の強い人ではない限りこの環境を耐え忍ぶことは不可能です。
ていうかそれは自分には無理なんだとこの際きっぱりと割り切りましょう。
自室とその他では全く別の空間であるということを理解してください。
最高の自習環境とは
スマホ禁止で寝ることも不可能。 そこでは勉強しかやることがない。
僕たちみたいな普通の人間にはこのような強制力の働く環境ではないとダメなんです。
逆にそういう環境こそが集中して勉強するために最適な空間です。 じゃあ自室以外だとどういった場所が最高の空間なのか。
最初にも書きましたが勉強場所は学校とか図書館とか色々ありますよね。
これは人によると思いますが僕のオススメは塾や予備校の自習室です。
次点で図書館や放課後の教室ですね。
なぜなら単純にそれぞれ自由度が違うからです。
自由度というのは例えば放課後の教室だと人の目が少なくなるし、相互監視も働きにくくなる、スマホも触りやすくなる等、そういった自由度が増すということです。
一方PCやベッド、娯楽アイテムがないぶん家よりはずっと制約があるので全然いいんです。
自習室の環境も様々ですが、僕が一番最高だと思う状況を書き出してみると。
多すぎない適度な人数の人がいる。 周りはやる気のある人ばかり。 自習室では基本的に話せない。 机が広くて照明が明るい。
夜遅くまで開いている。
僕の場合はこんな感じが好きです。
全部が揃うことなんてないですけどね。
もしかすると人によっては近くに質問できる先生がいた方がいいかもしれません。
いずれにしてもこの記事で伝えたいことは
(1)受験生は自室以外の場所で勉強すること。
(2)自習室が特別におすすめであること。
この2点です。
最初はわざわざ勉強するためだけに自室外の場所まで行くのがめんどくさいかもしれません、授業や用事がない日など特に。
しかし、習慣にさえしてしまえば当たり前に行けるようになりますよ。
勉強場所を固定したことによって自習は捗るようになるのでそれも楽しくなってくるはずです。
僕の勉強場所
最後に僕の場合を書きます。
高校受験の際は当時通っていた塾の自習室や空き教室を利用させてもらっていました。
この時に自習室の有用性に気がつくことができたのはラッキーでした。
それ以来試験勉強をする際には必ずどこか定まった勉強場所を探すようになりました。
大学受験の際には現役時にはそのまま中3の時に通っていた塾の自習室を借りていました。
浪人生の時は予備校の自習室を。
この時はその予備校で一番自習室を有効利用した自信があります。 大学に合格してから予備校の簡単な体験記で正直に『自習室が良かった!めっちゃ感謝しています、ありがとうございました!』って書いたら、
授業についても書いてくれと言われました。
大学生の時には研究室の院生部屋を使っていました。
こんな風に常に1つの試験に対して1つの学習空間が存在していました。
逆に自分の勉強場所に納得していないなんてこともありました。
そういう時ってなんか喉に骨が刺さっているような違和感を覚えるんですよね。
例えば簿記の試験を受ける時には勉強場所として近所のある公共施設を使っていました。
決してうるさいとかそういうわけではなかったし勉強で使っている人も多かったです。
しかし変に天井が高く机が円形でその机もフロアに不規則(秩序がない状態)に点在していてプラスチックのパイプ椅子。
自分的には感覚的に居心地が悪かったことを覚えています。
今思い出してもやっぱりそこでは極力勉強したくないです。
自分が集中できる場所というのはあるんですね。
これから受験勉強を始めようとしている方。
今何かの勉強をしている方はぜひ参考にしてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
勉強頑張ってください。
以上。