アニメ日常から『やるまでのやる気が出ない』。やる気の出し方を元落ちこぼれが真剣に考えます。 | はいれぽ!

アニメを観ていると時々登場人物のセリフや行動にハッとさせられることってありますよね。

今日はそんなアニメ”日常”の1節『やるまでのやる気が出ない』について考えます。

  ※”日常”は3人の女子高生と女児とロボットの日常を描いた日常系アニメです。

内容は”女子高生あるある”も多いので女子にも好きな人が多いですよ。

(目次) ・やるまでのやる気が出なくて困る時 ・やるまでのやる気を出すためのいくつかの提案

・さいごに

(TOP画像の出典 http://shoten.kadokawa.co.jp/comic/
bk_detail.php?pcd=321503000214)

 
■追記(2017年3月31日):同様の志向の記事を書きました。

🔗落ちこぼれから挽回して大学受験で逆転するために。生徒・保護者への提案。

やるまでのやる気が出なくて困る時

アニメのシーン説明

どうしてもやる気が出ないことってありますよね。

別にやる気を出す必要がないことに無理に頑張る必要はないので、今日はやる気を出さないといけないのにやる気が出ない場合を取り上げます。

 
このアニメ日常の場面を簡単に説明すると、

女子高生の”ゆっこ”が新学期に勉強や部活や何か新しい取り組みをした方がいいと思ってはいるけどそのやる気が出ない、
特にやり始めるまでのやる気を出せないということでした。

“勉強すること”に関してはこのブログのメインに取り上げている話題の1つなのでこのアニメ日常における彼女のシチュエーションについて主に考えます。
うまく伝えるのが難しいんですが単純に現在進行形で今何かに取り組んでいて「今日はやる気出ね〜」というわけではなく、何らかの課題に対して「始めようとする気すら起きない・・・」というパターンです。

僕はゆっこの『やるまでのやる気が出ないんだよ〜』というセリフを聞いた時「ほんまそれ」って思いました。

例えば”日常”によく描かれている学生のように試験でいい点数を取らないといけないとわかっているのにやる気が出ない。
具体的に言うと机の前に座って勉強を開始できない。机の前に着こうとする努力すらもできない。

つまりやり始めるまでのやる気が出ない。

こういう人って割合的にどのくらいるんでしょうか。
この記事を読んでくださっているあなたはどうですか?試験の2週間前からテスト勉強を始められますか?

現実的に困る状況

僕に関していえば中学高校の定期試験なんてまさにそれって感じでした。

で、結局はほとんど最後までやるまでのやる気が出ることはなく、テストに向けてなんの行動もないまま多くの試験が過ぎ去って行きました。

だから「最後にはどうにか頑張れた」とは違う「最後までやる気が出なかった」ダメなパターンです。
この記事の後半ではこのようなダメなパターンに陥らないための提案をしています。

そのような僕の態度は中学高校は学校に行ってさえいれば卒業はできるという打算に基づいていたということも事実です。
しかし、大学生や卒業された方にはわかると思うんですが大学になるとそうはいきませんよね。

 
やる気が出なくて困ることの1つにレポート課題があります。

テストはとりあえず受けに行ったら点数はつきますけどレポートについては出さなきゃほぼ100%単位がもらえません。 しかもそれで誰かに怒られるわけでもありませんし簡単にスルーできてしまう。

ある程度の時間を確保して前もって準備していかないといけないところもやっかいです。

さらに社会に出てからはどうでしょうか。
『やる気があるかないか』といった一見すると人によっては低次元と思われるこの地点で手をこまねいるような人材は淘汰されるかもしれません。

たしかに、常にやる気に満ち溢れている、バイタリティの塊のような人は時々います。羨ましい限りです。

 
僕の場合やる気を出すための“きっかけ探し”に真剣になったのは大学生の時でした。

同時にそういった課題がそこに存在している、つまりやる気を出るように自分を持って行くことが決してないがしろにしてはイケナイきちんと対策するべき1つの問題だと認識しました。決して低次元な問題だとは考えていません。
ゆっこについてはアニメで『やるまでのやる気を出すにはどうすりゃいいの〜?』とぼやいていました。

やるまでのやる気を出すためのいくつかの提案

 
ゆっこのこの問いかけに対して相方のみおちゃんは『とにかくやるっきゃない!』とのたまいましたが、それはアニメ内のゆっこもこの記事の読み手も期待している答えではないと思うので僕なりにこれまで考えてきたことを書いていきます。

ゆっこは画像で右上、みおちゃんは青髪の子です。
(画像の出典 https://www.amazon.co.jp/日常-10-カドカワコミックス・エース-あらゐ-けいいち/dp/4041033357/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1488643038&sr=1-3&keywords=日常)

①一番におすすめする方法はやる気が出る場所に行くことです。

学生だったら学校とか塾の自習室、大人ならおしゃれなカフェや空いている会議室とかですね。
こういう場所の何がいいかって自分が利用できるアイテムを制限することができる点です。

受験生だったら問題集2〜3冊にノートや筆記具とか、無い方がいいんですがスマホもしょうがないですね。
大人だったらノートパソコン。ネットには接続しないほうがいいです。

その場所に行くと持ってきた課題以外に何もない、ゆえにそれしかやることがないために否応無しに課題がはかどります。

ここまで読んでいて(僕の場合は書いていて)、でもやっぱりそこまで行くやる気が起きない。
というのがその前に立ちふさがってくる問題なんですよね。だからこれじゃあやるまでのやる気が出ない問題は解決されませんね。

②次に考えられるのが『締め切り効果』に期待すること。

怠惰な人間でも多くは締め切りに近づくと行動し始めます。

ここで大事なのは締め切りを正確に把握すること。
次のテストの日やレポートの締め切り、頼まれていた仕事の約束の日、ちょっとした書類の提出日。スマホの更新月や何らかの支払日。

僕も学生の頃は締め切りを逸したことで何度も失敗をしました。つまり締め切りに近づいても行動できないことがあるタイプの人間です。
失敗しても問題ないものもあれば、大きく損害を被ったこともあります。

締め切り効果を利用する際のデメリットはやはり完成物のクオリティが下がることです。

時間に追われて気持ち的な余裕がない状況下ではいいものができません。 レポートにしろ仕事にしろもっと早くから初めていれば100%の『秀』で出せる課題だったのに。

結局間に合わずに60%『可』の仕上がりにしかできなかったことってありますよね。

一番深刻な状態として締め切りを調べるやる気が出ない場合もあると思います。
それはさすがに人間らしい生活を営めていない可能性があるので周りの人に相談したり病院に行くことを考えてください。

③人に頼るという方法もあります。

僕は大学生の時に就職活動をしました。就活はそれこそ締め切りのオンパレードです。
ESやSPI、面接。面接が締め切りというのはここまで書いてある”試験”と同様にその日を期限として準備をしないといけないという意味で締め切りです。

当時は栄養状態も良くなくてかなり弱っていました。 そんな時に就活をやる気が出ないという相談をすると友人の1人が「一緒に説明会行ったろか?」と言ってくれました。

その友人はすでに先に就職しています。

めちゃくちゃありがたく思ったし、申し出は丁寧に断ったんですが、その言葉をきっかけにその時の説明会には顔を出せました。

  こんな風に家族や友人に手伝ってもらうというのは大いにありうる解決策です。

その気持ちをわかってくれる人じゃないとなかなか難しいかもしれませんが。

僕もやる気を出すための元気が出ない状況に何度も直面したことがあるし、先程から書いてある通りこれまでに何度も結局最後までやる気が出なくて失敗したこともあるので同じような境遇の友人が周りにいればお手伝いします。

勉強しないといけない知り合いには夜中にラインをつないでこの時間だけは勉強しよな?とか。
そういう時は僕も適当に何らかの課題を引っ張り出して一緒に勉強します。

相談するだけでも前に進むかもしれません、試しに一度周りの人に頼ってみましょう。

④他にも小さい計画を立ててみたり。

これはまた計画を立てるやる気が出ないと言われるかもしれませんが、僕は時々用いる方法です。

「とりあえず自分の部屋のある限られた領域だけは片付けてみる」とかすごく簡単な計画を立ててはクリアして、立ててはクリアして行き、少しずつその計画のボリュームやスパンを大きくしていき最終的には本来の比較的大きな課題をやっつけます。
そうそううまくいくものではありませんが、無駄にはなりません。

注意点は最初は本当に簡単な計画にすること。
達成できなかった時に傷つくので。

⑤あと意外と侮れないのが音楽の力。

音楽には人の感情を攪拌する作用があります。撹拌すると多かれ少なかれ活動度が一時的にでも上昇します。 ビーカーの底に溜まった沈殿物(低いところで停滞する心)をガラス棒でかき混ぜるイメージです。

揺するだけでもかまいません。

人によっては一部ダークになる音楽もありますが、自分が楽しい時によく聞いていた音楽やかっこいいアニメのオープニングやエンディングは自分のモードを少し上げてくれます。 クラシックもおすすめです。

乗り気じゃない時にこそ馴染みのある音楽を聴くようにしてみてください。

 
僕はこの音楽の力をわりと強く信じていて、普段から気持ちを浮揚させるために頼っています。

その気持ちを揺らしてみるという意味でその作用に近いものにアニメや映画があると思います。
ただこれらはまたアクセスするためにそこそこのエネルギー(やる気)が必要だし、視聴に時間が取られるという難点もあるし、映画なんて集中して見るとそれだけで疲れます。

そもそもの目標を失って動画ばかり見る生活になる可能性もあるので僕は音楽の方が断然オススメですね。

⑥衣食住

最後により基本的なことを書いて僕からの提案を終わりにします。

・ご飯を大量に食べる(太る体質の人は注意) ・お風呂で湯船に浸かって血行を良くする。 ・ちゃんと睡眠時間を摂る(寝すぎる人は要注意) ・日中の外出、日照時間の確保

・友人との会話

生活リズム・態度・環境が精神に与える影響は大きいですよ。
まずはここからという人もいるはずです。

さいごに

ここまで偉そうに書きましたがやる気が出る出ないについては僕も普段からよく考えさせられることが多く今も試行錯誤をしている最中です。

アニメではさらっと、しかも特に主題となることもなく繋ぎの1シーンとして流れていましたが、実際に課されている課題にとりかかるまでのやる気が出ないことに悩んでいる人も多いと思います。

一方で僕は今では無理に頑張って精神と身体に大きく負荷がかかるくらいなら別に無理にやる気を出さなくてもいいとも考えるようにもなりました。

  しかし、学生や社会人なんかはどうしてもそれぞれクリアしなければならない課題があります。

まずは締め切りの確認とそれは本当に必要な課題なのかを判断するようにしてください。必要のないことなら無理強いすることもありません。

面白いのが意外とやるまでのやる気が出なくても一度始めればそれまでの停滞が嘘のように物事を前へ進められるということもあります
日常のみおちゃんもこの一幕で『やる気なんてやれば自然に出てくるもんだよ』ともっともなことを言ってくれていました。

  今この記事は閉館した図書館を出てすぐのロビーで好きな音楽を聴きながら書いています。

ここ数日間はモードが低くてとりあえず外に出ないと記事を書けないので図書館に来ました。

そして、閉館はしたんですが図書館で一度書き出すともう少し書きたいという気持ちになったので暗い照明の下で粘っています。 そして、家に帰るとおそらく今日は書けません。

こんな感じです。

ブログの場合は「本当に必要な課題」ではありません。しかし、短期的にも長期的にも達成したい目標があるのでこういう日でも書くようにしています。

お互いに頑張りましょう。いいことを思いついたらまた記事にします。

 
以上。

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あとがき

この記事が当ブログの100記事目です。

後から消す記事も出てくると思うので後日読まれた読者にとってはちょうど100ではなくなりますが。
とにかく僕がブログを書き始めて100記事目の記事がこの記事で、あえて100記事目にこの記事を持ってきました。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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