考えたこと色々

進学校で落ちこぼれた時の話。部活への逃避と転校の危機、不合格と嫉妬。

中学では優秀な成績だった人も、進学校へ進学すると必ず一定割合の生徒が落ちこぼれてしまいます

進学校に限った話ではありませんよね。
大学でも会社でもそうですし、スポーツの世界でもどんな世界でも同じことです。

私は高校生のとき3年間を通して落ちこぼれていました。
ここでは私が落ちこぼれになるまでの経緯やその時の心境をレポートします。

 

私が進学した高校とその志望理由について

私は大阪の進学校に進学しました。

志望理由は「地元で有名だから」というのが第1です。
昔から理想だけは一人前でした。
これは私のように実力の伴わない人間にとっては困ったことです。

第2の理由には中学生のころから大学進学を見据えていたということがありました。

そこに行けば将来がどうにかなるだろうという安易な考えですね。
その高校の卒業生はとりあえずみんな大学に進学しているようだし、自分もみんなといっしょに大学に入ることになるだろうといった簡単なイメージでした。
当時まだ中3だった私はそんな風に考えていました。

あながち間違ってもいないかもしれません。
やっぱりみんなが大学に進学するという環境が自然と自分も同じ方向を向くようにさせるというのは大いにあるのではないでしょうか。

しかしながら、結果的に私はみんなといっしょに大学へ進学することはできませんでした。

 

3年間の高校生活

高校1年生

授業進むのが早過ぎました。

中学の頃からすでに英語とか社会は危なかったのに、高校に来てボリュームは増えるわ内容は難しいわスピードは早いわで1ヶ月もかからないうちに5教科全てにおいて授業についていけなくなりました。

不安と焦りと劣等感が混ざり合ったあの春の嫌な感覚を覚えています。
今でも春になると少し心がざわつきます。

周りは落ち着いた秀才タイプが多かったので差が開いていく速度は最初から早かったです。
秋のテストでは200番代の後半の順位でした。
1学年は350人程度です。

私は部活に力を入れていて成績の事なんて考えておらず、早くから勉強はほとんどしなくなりました。
現在では珍しいかもしれませんが当時の部活は週に7日ありました。
なにより授業がわからないことが私のやる気をそぎ落としていました。

でもこの時から私は気が付いていました。
部活動をがんばることで勉強から背を向けていることに。

自分の悪いところなんですが嫌なことはとことん後回しにしてしまっていました。
私はバスケ部だったんですがボールを追っている間はなぜか不安やストレスがなくなるんですよね。

バスケ自体面白いということもありますが、それだけではなく他にも運動部に入って学べることは多かったです。
特に男子は中高はスポーツで心身ともに鍛えることが今後の人生においてプラスにしかならないと考えています。

しかし、週に7日もする必要があったのかどうかは疑問です。
付き合ってくださった顧問の先生には感謝をしています。

とはいっても部活が週に何日であれ私が落ちこぼれたこととは直接は関係がありません。
同じ部活内でも他のメンバーはなぜか学校内でも特に成績のいいやつばかりだったので。

私としては部活も忙しい1年生のときからどんどん勉強をしてる周りの生徒が不思議に思っていました。

だって、勉強って楽しいわけがないじゃないですか?
まだ1年生なのにそのモチベーションはいったいどこから湧いてくるんだろう?と。

一番驚いたのが同じ部活の連中がしんどい練習後に数学の参考書を開いて相談しあっていた時です。
当時の私には理解ができませんでした。

 

高校2年生

2年生のときは1年間を通して300番台でした。

秋頃には母親が当時の担任の先生から学校へ呼び出されていました。
帰ってから母に事情を聞くと、私が他の高校に転校することをすすめられたらしくテーブルの上に転校の手続きや新しい学校に関する書類が置かれていました。

後から知った話ですが、2年生の時母は何度も担任の先生と話し合いをしていたみたいです。
2人に大変な面倒と心配をかけてしまっていました。
でもなぜかこの時には母親からは何も言われていませんでした。

 
ちょうどこの時くらいに学年最下位を記録してしまいました。
0点も何回も取りました。

中学までのテストは何の勉強をしないでも40点とか取れたりしますよね?
でも高校のテストは勉強をしていなければ本番でどれだけ頑張っても答えが出てこないんです。
担任の先生にはこの学校始まって以来の馬鹿なのではないかと真面目な顔で言われました。

 
今振り返ってみると同じバスケ部内で成績優秀な友人の1人は私が勉強に向かうように何度も声をかけてくれていました。
思い出してみると私は励ましてくれることにありがたいと感じていましたが、不思議なことにほとんど耳を傾けていなかったです。

どうして聞く耳を持たなかったのか今となっては理解に苦しみます。
人の気持ちというのは難しいですね。

そして、部活では試合に出ることを顧問の先生から禁止されてしまいました。
事前に顧問の先生と担任の先生とで話を合わせていたようでした。

この展開はアニメの世界だけではありません。

 

高校3年生

部活動を引退したのが6月頃でした。

その後、私はやっと重い腰をあげて受験勉強に手をつけ始めました。
勉強をすること自体が高校入試のとき以来でしたから最初はきつかったです。

勉強という慣れないことに取り組むということもあるし、進度の早い学校だったのでもうこの時点で高校3年間分の内容は終わっていました。
だから高校3年分の科目が一度にどっとのしかかってきた感じです。

どう処理していったらええねん、と思いました。
それでも自分なりには受験勉強をしました。

 
勉学に対する姿勢は少しマシになったのでさすがに2年生の時の様に最下位をとることもなかったし、親が呼び出されることも無くなりました。

3年になって初めて河合の全統模試を学校で受けました。
志望校の欄には一番簡単そうな国公立大学・学部を探して書いていました。
それでももちろん判定は全てEですよね。
一年を通してそれは変わりませんでした。

最終的に地方の国公立大学を前・後期と受けましたが当然のように不合格。
私立には行くつもりがなかったので受けていませんでした。

納得の結果だったので涙も出ませんでしたし、不合格という事実に対してはほとんど何も感じませんでした。
私はいったい何をやっていたんでしょうか。

クラスメートの合格の噂には知らないふりをしました。
親しければ親しいほどに、大学が有名であれば有名なほどに私は嫉妬しちゃいました。

私の現役の大学受験はこれで終わりました。

 
以上。

 
関連:🔗『大学でも落ちこぼれた時の話』

あとがき

卒業式のそのすぐ後に単位認定の追試を受けたことも今となってはいい思い出です。
また、教室の掃除で単位をくれた先生にも感謝です。

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