スペシャルエピソードも観終わったので、原作5巻を読みました。
この5巻の数話からOVA化されるという話を聞いていたのでずっと読まずに取っていました。
映画もすっごく楽しみでしたが、
そのあとにこの5巻を読むことも楽しみにしていたんですよね。
思っていた以上に充実した内容で、面白い話も多かったです。
今日は漫画「ご注文はうさぎですか?」第5巻の感想をレポートします。
表紙について
まずこの表紙ですが、
第5巻の存在を知った時から「なんて可愛いカバー絵なんだ」って思っていました。
原作者であるKoi先生の筆が上達されているということもあるのかもしれませんが、
先日発売されたばかりの6巻を除いて既刊5刊のなかで一番気に入っていました。
チノがいない、つまり「高校生組ね」という感想も持ちましたが、
同時にこういう疑問もありました。
「どうして4人が同じ制服を着ているんだろう?」
そもそも同じ学校・同じ学年のココ千夜の制服のカラーが違う時点で、
本編とは直接関係のないカバー用の一枚絵なんだとも思っていたんですが、
この5巻を実際に読んでみて初めて意味がわかりました。
文化祭回【前編】
今回の5巻は本当に内容が充実していてたくさん好きな話があります。
その中の一つがこのカバー絵のコンセプトになっている話、
・第11話「まぁクラスの位置そのものが風水的に良くないんだけどね」(前編)
・第12話「あったかもしれない日常」(後編)
のいわゆる『文化祭回』。
まず前編ではココ千夜がクラスの実行委員に選ばれます。
クラス内でのいつものごちうさメンバー以外とのやりとりが面白かった。
この話はアニメには未収録ですし、こんなにがっつりと他の学生と絡んでるところって新鮮。
しかもクラスメートも可愛い子が多いという。
モブキャラにも妥協が見えないです。 ツインテの子可愛い。
文化祭回【後編】
前編で準備を終えた千夜たちはいよいよ後編で文化祭本番。
ココ千夜以外の5人も招待されました。
ココアのクラスの委員長の計らいで他校のリゼシャロもココアの学校の制服を着ることに。
そして、高校生組の4人で、お揃いの制服で、文化祭を回る。
これが第12話「あったかもしれない日常」。
自分はごちうさ内の学校違い・学年違いの設定は物語を面白くしていると考えています。
学校が違う・年齢が違うからこそ生まれる人情の機微がそこにはあると思うんですよね。
しかし、いっときでもこんな風な4人一緒の描写を見られたのは楽しかったです。
作中ではチマメが水をささないよう遠慮したように、高校生組の4人という点にも趣があります。
Dear My Sisterの原点
「みんなと過ごした日々は忘れないよおぉぉぉ」
この5巻3話の1コマ目でココアが泣き出して「映画のやつだ」ってなりました。
結局この第5巻の連続する第3話~5話が映画化された話でした。
3話4話はいわゆる『ココア帰省回』。
“ココア”帰省回といっても、
3話について言えばココアは冒頭のお別れシーンだけで、あえて誰の担当回だったかといえばやはりリゼ。
だから3話は『リゼお守り回』と言ってもいいでしょうね。
それから、4話がココアの『実家帰省回』。
5話が『花火回』。
この3~5話の4コマ漫画の枠内以外にも5巻の中にはDear My Sisterを彷彿とさせるイラストが他にもみられました。
例えば、上の画像の魔法使いココア。
空いたページに描かれていました。
他にもココア版ワイルドギースのデザインなども。
極め付けは裏表紙に描かれていたオルゴールチノ。
こんなところに7人分のワイルドギースがいました。
映画を見た人はそんな発見があるという意味でも楽しめる一冊です。
他にもチマメの進路話など盛りだくさんの内容の5巻でした。
OVAも本当に面白いお話でしたが、たまには原作漫画にも帰って来てくださいね。
以上。
あとがき
映画に話題は集中していますが、
今週にはごちうさの連載誌「まんがタイムきららMAX」の1月号が発売になります。
僕はいつも以上に楽しみにしています。
先月号でふっと話が湧いた「外のセカイ」。
おそらく今月号では7人が外のセカイに出発するんだと思います。
彼女たちがそこでどんな冒険をするのかがすごく楽しみです。
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