個別指導の教え方のコツ7つ。大学生塾講師向け。 | はいれぽ!

 

やっはろー!

元京大塾講師で今はNot in education, employment or trainingの者です。
ブログが趣味で真面目な記事からヲタクな記事まで色々書いています。

 
今日は個別指導塾でアルバイトをされている大学生などの塾講師に向けて、個別指導の7つのコツについてレポートします。

①生徒の学習計画を立ててあげる。

計画無くして成功なし!

まず最優先で作成するべき計画は中間・期末などのテスト毎の中期的な計画
とりあえず次の定期テストまでの計画を立ててあげてみてはどうでしょうか?

前もって計画を立てておくと自分が授業に入る時にも毎回プランを一から考える必要がなくなってすごく楽ですよ。

生徒の方も自分のことをちゃんと考えてくれていると思ってくれます。
実際考えてるんですが。

塾によると思いますがマメに計画を立ててる先生って少ないです。

次のテストまでの計画を紙に書き出します。
それを、コピーして先生用と生徒用に渡してあげるのもいいかもしれません。

私は生徒と目標と計画を共有するためによくやっていました。
時間がある場合はその計画自体も生徒と一緒に考えます。

さらに、それが保護者の方の目に止まるようなことがあれば喜んでもらえます。
満足度アップ。

 
計画の内容については主に二つに分けて考えると、

まず、事務的な内容として「テストまでにいつ・あと何回授業があって、いつ自習に来てもらって、いつ講師(自分)が面倒を見られるのか」

次に、教科的な内容として「授業・宿題(自習)各々において、いつまでにどこまでを何回クリアするのか、目標の点数」などですね。

計画は絶対に必要です。

②少し早めにいって授業準備を。

授業は『準備』が非常に大切です。

どれだけ準備をして授業に臨むことができるのか、それがその日の授業のクオリティを決定します。
上に書いた『計画』も準備の1つです。

また、生徒も先生のその授業に対する取り組みをしっかりと見ていますし感じています。

・配布物 ・授業内容以外でその日の話題一つ ・その日の単元の教え方ややだいたいの授業の流れ ・その日使うプリント

・宿題

  いきなり全部は無理でも一つずつ準備できるようになってみてはどうでしょうか。

だんだんと要領もよくなって徐々にできることが増えていきます。

さらに、少し早くいって準備をしているだけで周りにもずいぶんと評価してもらえますし。
一石二鳥だと思ってください!

③休憩を入れてあげる。

熱心な先生ほどついつい生徒に密着指導をしてしまう事が多いですが、それだと生徒は疲れてしまいます。

こういうと「講師の方が忙しいししんどいって」と思われるかもしれません。

たしかに講師もエネルギーを使いますが、座って授業を一方的に受けているだけの生徒の方も実はかなりしんどいものです。
ずっと見られているし。

個別指導の生徒側の経験がある方はわかると思います。私はありません。

生徒をあえて放置する時間を作ったり、一授業の間に最低1回は休憩を取ってあげるようにしてください。
あと、お喋りさせることもストレス発散になりますね。

④とにかく笑顔で!

大学生の方だとこれまではサービスを受ける側のことがほとんどで、外で働き始めたばかりということもあってまだ気付いていない方もいるかもしれませんが社会では笑顔が死ぬほど大切です。

私の塾での実体験からも笑顔を見せる先生には生徒も笑顔になっていることに気がつきました。
子どもの反応は本当にあからさまです。

私もそういった愛想は苦手な方だと自覚していたので、校舎に入る前に無理やり口角をあげて笑顔のストレッチをしていました。
キモいですよね。

⑤どんどん褒めましょ!

これも非常に有効な指導方法です。 そして意外と難しい。

なぜなら、褒めて欲しいポイントが生徒によって違うから。

たまに頑張って褒めたのに全然リアクションをもらえないこともあります。

まずは万人共通で喜ぶ褒め言葉を覚えていくのはどうでしょうか?

そしてなにより生徒を褒める癖を自分につけちゃいましょう。
これも社会に出てからめちゃくちゃ役に立つスキルになります。

⑥ゆっくり話そ!

新人の塾講師に多いんですがしゃべるのが早すぎる。笑

私自身も昔のことは覚えていないんですがだいぶん早口で授業をしていたはずです。

日常生活においても自分の話したいという気持ち(エネルギー)が大きければ大きいほど早口になってしまします。
しかも滑舌も悪いので友人には僕の話し方を真似をされたり時々いじられます。

早口で一方的に話し続けるのは最悪自分勝手な先生という印象を持たれてしまいます。

テキスト上にある句読点ごとに呼吸を置いたり、大切なことを言う前にわざと間を作ったりしてあげましょう!
意識していると勝手にそういう技術が身につくのでそれはそれで面白いですよ。

⑦いっぱい聞く!いっぱい話させる!

生徒の方から話させるようにすると話題に事欠かなくなります。
なぜなら勝手にベラベラ話してくれるからです。

すっごく楽だし同時に生徒の満足感も高められる最高のコミュニケーション方法です。

生徒が自由に話すまでに持って行くのが難しいんですけどね!!

私も最初は超苦手でした。

1つ言えることはとにかく笑顔で声かけを怠らないことですね。

塾講師はうまくいくようになると本当に楽しいバイトですよ。
頑張ってください!!

 
以上。

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