京大塾講師が教える個別指導塾の効果的な利用方法6つ | haigaki reports.

私が3年以上塾講師のアルバイトをしていて気が付いた

『個別指導塾で最大限の効果を出す方法』

を現時点で考えられる限りのことを書き出します。

個別指導塾と書いていますが、集団授業の塾に通わせている場合にも当てはまる項目があります。

是非ご参考にして下さい。

①定期的に塾へ電話をする。

塾側に「塾や子どもの事をしっかりと見ていますよ」ということが伝わる!
それが担当の講師まで伝わればなおよし。

やっぱりそういった保護者が付いている生徒には他の生徒に比べてより力を入れて指導をしてしまうものです。

一方でやりすぎには気をつけてください。

やはり頻繁に連絡があるというのはそれはそれで

監視されている・信用されていない・めんどくさい保護者だ

と思われてしまいます。

何か具体的な用事がある際についでに

「うちの子は塾でどんな様子ですか?」
「成績があまり変わってないようなのですがどうしたらいいでしょうか?」

などと聞くようにすることもできます。

②質問受付タイム・テスト対策勉強会を積極的に利用。

こういった時間は特に追加料金がかからないことが多いのでとにかく先生を使いまくりましょう!

個別指導塾の1コマあたりの料金などを勘案するとこういった機会を利用しない手はありません。
土曜日の午前中やテスト前の日曜日などに教室を自習室+質問受け付けとして解放していたりします。

稀に講師によってはそれらの案内がいい加減な方もいるので直接教室長にたずねてみてもいいかもしれません。
現在は授業以外の自習会を特別に設けていない校舎でも、熱心な教室長だと対応してくれる可能性も少しはあります。

③お子さまが宿題をしているかを確認する。(超重要)

例えば週一回の授業の場合は、授業中の復習の役目も担ってくれる『宿題』が非常に大切になってきます。

もちろん担当の講師がきちんと生徒の手綱をひっぱってやらせるべきなのですが、 保護者の方にしかない強制力をもってお子様に指導していただければよりいっそう生徒の成績は上がりやすくなりますよね。

(中には保護者のいうことを全く聞かないお子さまもいらっしゃると思いますが。)

また、その際可能ならば講師が宿題を適切に出しているかも確認してみましょう。
宿題を出し忘れていたり次の定期テストや塾での授業内容に配慮した宿題を出せていないいい加減な講師の選別にもなりますので。

④テスト前は問題を自分で解いてから塾へ持っていかせる。

時々授業中に定期テストや志望校の過去問を解かせている講師を見かけますがアホかと。 そんなのには確実にまとまった時間(30分~1時間とか)を取られてしまうわけだし、

前もって宿題として出しておいて塾ではその解説を中心にしてあげればいいと思いませんか?

実は、わざとそういうことをしている講師もいます。
解かせている間は生徒を放置できるので楽ですからね。

対策としては、定期テストや模試の過去問はお子さまに「自分で解いてくるからコピー下さい」と講師に言わせましょう。

⑤半年通わせて成績が変わらないもしくは下がっているなら必ず原因を追究する。

個別指導塾に通っていて成績が少しも上がらないというのは明らかにおかしい状態です。 絶対に生徒自身や先生、塾のシステムなどどこかに問題があると考えてください。

まぁだいたいは生徒さん自身に原因があることがほとんどです。

そして、ここでお伝えしたいのは塾側に任せっぱなしにするのはかなり危険ということ。

塾側にお子さまの管理を一任してしまう姿勢は

→保護者の児童(の成績)への関心が低いと意識的にも無意識的にも判断され

→その生徒に対するサービスが低水準化

→成績低下

に陥ります。

高いお金を出してお子さまを塾に通わせている保護者の方でお子さまの成績への関心が低い方なんていらっしゃらないと思いますが、あくまで担当の講師の感じ方の問題です。
お子さまの成績に疑問があるときは遠慮せずに塾(責任者)に確認してみてください。

⑥結局は生徒のモチベーション次第。

結局それかい!って言わてしまいそうですが、
もし「先生が生徒のモチベーションまで管理してくれる」と考えていらっしゃるとすればそれは期待しすぎです。

やる気スイッチを押すことのできる先生はごく稀にしかいません。

僕自身もこれまで「どうやったら生徒が真剣に勉強に向き合ってくれるようになるだろう」とかなり試行錯誤を繰り返してきましたが、
講師本来の性分というものもありこれは中々難しいものだと感じました。

逆にやる気のない生徒だと講師側の気分も上がらないですよ。
講師控え室で愚痴られるのがオチです。

最悪の場合その生徒の担当の押し付け合いになっているかもしれません。

以上です

私は子どもを塾に通わせたこともないし、まだ子どもすらいません。 しかしながら、塾講師として保護者の方とやり取りをしてきた中で、

お子さまの成績が少しでも伸びてほしいという気持ちが強く伝わってきました。

この記事が塾を最大限に利用したいとお考えになっている保護者の方の役に立つことができれば幸いです。

最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

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