バスケが上手くなるための一番の方法は攻めることです。
攻めないことにはあなたのバスケは始まりません。
今日は主に部活で初心者の方が最初に取り組むべき基本のオフェンスプレーを示しながら、
バスケ上達の第一歩を踏み出すための考え方についてレポートします。
これから説明する『3つの方法』は①→②→③に身につけていただきたい順番になっています。
(3steps)
①シュートを打つ ②スペースに飛び込む
③簡単なパターンをたくさん試す
シュートを打つ
これが『バスケ上達の第一歩』の核心と言ってもいいかもしれません。
スペースが空いていたら打つ!
難しい人には難しいと思いますし、遠慮してしまう人の気持ちもわかります。
しかし、はっきり言ってバスケで遠慮なんてしていたらいつまで経っても上手くなれません。
これは自己中とは違います。
確かに自己中は自己中で控えめな性格の人よりは上手くなることが多いというか、ステップアップのきっかけを掴みやすいということはあります。
ここで私が言いたいのは自己中ではなくて自分が「攻める所で攻める」「自分が行く所は行く」という意味です。
その第一歩として、パスをもらった時に自分の前が空いていたらシュートを打つ。
点数を取ることに貪欲でなかったり、控えめな性格の人には最初は難しいかもしれませんが、
上手くなりたいならまずはシュートを打つべきです。
バスケ上達はシュートから始まると考えてください。
注意点
シュートを打つということはその回のオフェンスにおいてはチームを代表するということですから、
その1ショットのために普段から人一倍にシュート練習をしておく必要はあります。
責任みたいなものです。
練習という義務をきちんと果たした上でシュートを打つべきです。 別にそれが上手くなくても構いません。
自分が出来る範囲で準備をしているのかどうかということです。
スペースに飛び込む
シュートを打つようになったら次はシュートが打てるスペースに飛び込むという動きを意識してください。
先ほどは「最初からスペースがあればシュートを打つ」でした。
次は自分からスペースのある場所に動きます。
まず第一にキレることはハーフコートオフェンスの基本ですね。
同じエリアで前後左右に動いててもディフェンスは崩せないし、
むしろ、積極的にキレていかないと他の4人の動きを停滞させてしまいます。
これは①の『シュートを打つ』の1つ前の段階の動きとも考えられます。
次にこのプレーのいいところは簡単なところです。
想定しているのは台形の周囲やその内側(ペイントエリア)への飛び込みです。
空いていればそこに入ってボールもらってシュート。
すごく簡単です。
簡単でかつ効果的なプレーなのでやってみてください。
注意点
これもバスケの基本ですが飛び込む時には「緩急」を意識してください。
飛び込む瞬間が「急」です。
ランニングではありません。
一瞬の瞬発力を使ったスピードです。
カットする前に飛び込むぞ飛び込むぞという雰囲気を出してもいけません。
マークマンの隙をついてガッと飛び込んで一瞬で1プレーを終わらせます。
隙をつくコツも色々ありますが、1つを挙げるなら「ディフェンスの目線」が外れた瞬間なんかは成功しやすいです。
簡単なパターンをたくさん試す
「空いていたら打つ」も「スペースに飛び込む」もあくまで超基本的なオフェンスパターンの1つです。
こういった簡単なプレーを他にも探してたくさん試していきます。
難しいことをする必要はありません。
バスケを始めたばかりの方やファッションでやっている方の中にはNBAで見たかっこいい個人技を真似したりします。
憧れというものは確かにモチベーションになっていいんですが初心者には全くオススメしません。
まずは上に書いたような簡単なプレーを色々と試して行くことが重要です。
インサイドの選手ならポストでボールをもらってからフロントターンでシュート。
アウトサイドの選手ならインサイドにボールを入れてそのままハンドオフでもらってそのままレイアップ。
もしくは、インサイドアウトで返ってきたボールをシュート。
仲間にスクリーンを頼んでおいてそのままゴール下へドリブルイン。
積極的にシュートを打てるようになったら今度はそれをフェイクに使う。
※シュートを打たないプレイヤーにディフェンスは引っかかりません。
などなど。
色々試していると出来るプレーとできないプレーというものがあります。
最初はほとんどできないプレーです。
でも時々出来るプレーがあります。
まずはそれを武器にします。
出来ないプレーでも時間が経ってから出来るようになったりもします。
色々試していくことでできるプレーが少しずつですが増えてきます。
まずは簡単なところからコツコツ頑張ってください。
注意点
ゲーム中にいきなりやるのではなくて前もって動きだけは何度も練習しておきます。
YouTubeの動画でも確認します。
先に身体に動きを覚えさせます。
それでも、最初から上手く行くわけではありません。
ほぼできません。
勇気もいります。
失敗してもいちいち気にしていてはダメです。
恥ずかしいとか思う気持ちはバスケ上達の大敵です。
そして、なんでもいいから1つができるようになったらバスケが楽しくなります。
まじで楽しい。
そして、もっと色々なことをプレーをしたくなります。
これがバスケ上達の本当の第一歩です。
以上。