学生時代、勉強をサボると罪悪感や後悔があった。一歩を踏み出すには。 | はいれぽ!

勉強をサボってしまう人ってとっても多いと思います。

私自身中高生の時はテスト前なのに勉強しないと不安になるというか、
気持ち悪さ、後ろめたさ、罪悪感、こういった感情が心にモヤをかけていました。

何度も何度も「またサボってしまった」と後悔をすることがありました。
辛いものでした。

今日はこの学生時代に特有の罪悪感のようなものについて私の体験談を話したいと思います。
私と同じでサボり癖がある方へ解決のための具体的な提案もさせていただきます。

Contents

  • 1 勉強しなかった日の罪悪感
  • 2 テスト前の過ごし方
  • 3 罪悪感を感じない人
  • 4 先天的?後天的?
  • 5 部活への逃避
  • 6 解決策

勉強しなかった日の罪悪感

そこそこ辛かったです。

めちゃくちゃ苦しいとまではいきませんが、なんとなく不安になるっていうか、

不安になるというのは「テストの点数が悪くなる」とかそういう具体的な不安というよりも、 このままじゃダメだな、でも勉強はやりたくない、

また今日もしなかった、どうしたらいいんだろうといった不安です。

私の親はテストの点数が悪いことで怒ったりすることはなかったのであくまで自分自身の問題です。

今振り返ってみると学生時代のほとんどの期間に渡ってこれがありました。
多くはテスト前にやってくる気持ちですが、部活が休みの日とかに遊んだりダラダラしてるとよく感じていました。

 
本当に損な性格だと思います。

このブログを以前から読んでくれている方は知っているかと思うんですが私は勉強が嫌いでした。

だから、勉強をしなかった日には罪悪感があったにもかかわらず結局はしないというかなりオワッテル学生でした。
高校時代の評定平均は2点台で不登校の生徒を除いて最下位でした。

関連:🔗進学校で落ちこぼれた時の話

テスト前の過ごし方

テスト前には部活が休みになります。
ここでは中学時代を想定しています。

家に帰ります。

まだまだ時間があるからとりあえず漫画を読んだりテレビを見たりします。

日が沈みそうになります。
少しもの悲しい気持ちになります。

これは夕方~夜の時間を部活に夢中になっている普段の生活だと気がつかない感傷的な気持ちです。

 
晩御飯を食べて風呂に入ってからやろうと思います。

風呂から上がると大体夜の8時くらいです。
とりあえず一服にテレビを見ます。

風呂は意外と体力使いますから。

 
気がつけば10時です。

普段なら10時はまだ眠たくありません。
でも勉強をしないといけないと思うとなぜか普段よりもう眠いような気がします。

寝るつもりではないけれどちょっと横になります。

結局寝てしまいます。

目が覚めたら深夜2時とかです。
電気が点きっぱなしです。

さすがにこの時間から勉強するのは辛いから明日からしようと即断して電気を消してもう一度寝ます。

このようなことの繰り返しです。

罪悪感を感じない人

こんなことをしていると、
ときどき私は何をやってるんだろうって気分になって落ち込みます。

罪悪感に苛まれます。

しかし、同じような生活を繰り返していても罪悪感を感じない人もいるはずだし、実際にいました。

中学生の時に私が「テスト期間って(気分的に)ダルいな」って話を振ると、
「なんで??部活なくて早く帰れるし俺は好きやで」って本気で言われました。

完全に考え方が違ってちょっとびっくりしました。

  確かにテスト前の一週間くらいはしんどい部活がお休みになります。

そして2~3日のテスト期間中には2限や3限のテストだけで帰れます。

その彼にとってテストというのは自由を与えてくれるボーナスタイムです。

当時の私にはそういう考え方がなく全く新しい見方でした。

■追記(2019年9月):今は大人になった彼は私に金を借りています。

先天的?後天的?

これってもともと生まれ持った性格なんでしょうか。
それとも後天的なもの、つまり育った環境などで後から染み付いた意識なんでしょうか。

どう思いますか?

  単純に二者択一ではないと思いますが、

両方の影響があったとしてもどちらから受ける影響が大きいんでしょうか。

私も両方あるとは思っています。

 
不安になる人には空気を読むというかその時やらなければならない仕事をいうのを察する能力があるんだと思います。

能力というと大げさです。
ほとんどの人は生きていくために備えている機能です。

これは生物的にDNAに書かれている、つまり先天的なものではないでしょうか。

 
後天的なことについては、例えば家の雰囲気とかあるのかもしれません。

私の家庭も別にテストで悪い点を取って怒られるというようなことはありませんでしたが、 無言のプレッシャーみたいなものは確かにありましたし。

いい大学行くんでしょ?みたいな空気はありました。

やっぱり親って子供に期待しますからね。

本来の実力よりもより大きいものを持っていると錯覚しがちではないでしょうか。
実際めっちゃブサイクな子どもでもドヤ顔でSNSに載せていたりするし。

部活への逃避

ここまで書いた通り私は完全に罪悪感に苛まれるタイプです。
しかし、ちゃんと逃げ場も見つけていました。

部活です。

  すっごいです。

私はバスケ部だったんですが部活中ってマジで勉強のこととか他の悩み事とかが消え去ります。

学生の頃「速攻」とか「ファストブレイク」って呼ばれるプレーが大好きでした。
先頭突っ走ってボールもらってシュートするだけの単純なプレーです。

バスケ自体はそんなにうまかったわけではありませんが脚だけは早かったです。

全力疾走で他の奴らを抜き去って自分が速攻でゴールを決める。
これが本当に快感です。

危険な薬でもやっているかのような快感が頭の中を走ります。

このプレーでその悩みも吹き飛ばしていましたし進学校でめちゃくちゃ落ちこぼれていた高校生の頃にはもうわざと部活をやって意識をそらすようにしていました。

こういう動機でバスケをやることはスポーツマンシップに反しますが年齢も精神も若い少年の過去として私は許しています。

解決策

このような罪悪感から逃れるための正しい方法。
それは勉強すること。

  実際にそんな風な怠惰な学生生活でも稀にちょっとだけ勉強をすることもありました。

そういう日の爽快感は半端ないです。

一日の充実感が最高レベルに達します。

めっちゃ単純です。

 
それでも、その勉強のスタート自体ができてないから悩むんですよね。

「解決策は勉強すること」というのは誰だってわかっているし、
それができないことが多いから悩んでるだって話です。

でも結局は勉強するしかないんですよ。

それで「勉強しろ」って書いて終わるのは簡単すぎるし、
しかも自分はしてこなかったのに偉そうにもできないから今の自分なりの解決策を話します。

 
それは「ほんの一瞬だけ勉強すること」です。

今ではこれって多くの学生が知っている有名な方法になっているんですか?
SNSなどで共有されたりしてすでにご存知かもしれません。

「5分だけ勉強」の方法論です。

私もそういうやり方は大いに推奨するし自分自身も学生時代にやっていました。
大学生の時にもまだそれをやっていました。

ていうか、よく考えると自分の中で当たり前になりすぎて意識はしていませんでしたが大人になった今でも無意識のうちに使ってました。

5分勉強は勉強に限らず5分だけでも何かをスタートすると集中力が十分に高まるのにかかる時間が大体5分ということです。 スイッチが入るまでの時間です。

私の肌感覚ではこの集中し始める時間は1分とかですね。

とりあえず少しの時間だけでも取り組めば集中が始まって結果的に5分以上勉強を続けられるというノウハウです。

私の場合はやり始めると1時間くらいは一瞬で過ぎます。

  少し情報を付け加えると、

その「5分勉強」は別に勉強をしないといけないこともないと私は考えています。

勉強じゃなくてもとにかく前向きな一歩を踏み出すことこそが重要だと考えていて例えば「計画を立ててみる」とかですね。

5分間だけ次のテストの対策勉強の計画をいらない紙に書き出してみるんです。
計画の場合は最初はめちゃくちゃ舐めてんのか!っていうくらい簡単な計画にしてください。

  他にも5分だけ使って今度のテスト対策に使う教材を全部一度机の上に出して並べてみるとか。

これは現状把握・整理ということです。

「部屋の片付けをする」はダメです。 それは前向きな行動というよりやっぱり現実逃避ですから。 しかも時間がかかりがちだし。

結局漫画読むやつです。

  1年生は1日3時間自習が通っていた高校のスローガンみたいな感じでした。

やってられるか。

でも5分なら気分的にはまだマシではないでしょうか?

それも嫌?

今だったら乃木坂46の『何度目の青空か?』を聞いてみるのをオススメします。

私の提案はここまでです。

2016.12.31

中学では優秀な成績だった人も、進学校へ進学すると必ず一定割合の生徒が落ちこぼれてしまいます。 進学校に限った話ではありませんよね。 大学でも会社でもそうですし、スポーツでもどんな世界でも同じことです。 私は高校生のとき3年間を通して落ちこぼれてい…

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