予習・授業・復習どれが一番大切? | はいれぽ!

予習・授業・復習どれが一番大切?

よくある話ですが僕の考えを書きます。
最初に言っておきますがかなり偏っています。

この記事の内容が想定しているのは勉強力のある進学校の高校生です。

 
結論は絶対に復習です。

僕は復習、というか自分で勉強を進める自学自習を推奨しています。
そして自習の中でも復習が超スーパー最重要項目です。

今日は予習と授業の重要度が復習に比べてずっと低いと思う理由を一方的にレポートします。

予習について

予習ってすっごく中途半端な気がします。

予習では授業で取り扱う内容をあらかじめ自分で勉強するんですよね。
自分で勉強するってことは何らかの教材を使うということになります。

教材見たら全部書いてあるでしょ。

例えば数学。
2次関数。

一般的な授業で取り扱う程度の内容ならばチャートに全部書いてくれています。

英語。

訳せるなら自分で訳して答えを見て正誤の判断ができるし、
訳せないなら答えを見て覚えればいいじゃないですか。

リーディングだとその文章ごとに「新しい単元の文法事項」が登場します。
フォレストなりを参照すれば懇切丁寧に全部書いてくれています。ネクステでもいいですよ。

受験文法程度のただのパターンをわざわざ先生に手取り足取り教えてもらう必要がありますか?

単語については電子辞書で引けばいいし。
意識が高い生徒なら高一から単語帳を買って覚えていけばいい。

 
結局、数学のチャート式やフォレストのように答えは全て自分の手元にあるんですよね。

不適切な教材

逆に必要な事項が全部書かれていない教材。
例えば数学の問題集で解説なしで答えしか書かれていなくて授業で教えてもらうことが前提の教材。

英語だと和訳と解答は載っていても文構造の解釈まではされていない教材。

こういう教材は終わってますね。

もしくは解説付きの解答を配っていない教師が間違ってる。 塾講師をしていた時も生徒の中にはその学校の先生が頑なに解答一覧を渡してくれなかったりもしました。

自習できないじゃん。

予習のいいところ

予習のいいところは自分で調べてもわからないところを明確にして授業に臨む場合ですね。 これは確かに意義があります。

そのためにわざわざ授業受けるというのも効率悪いですけど。質問すれば済む話ですから。

その場合でもわからないところをピンポイントで発見するまでかなり深く勉強する必要があるし、 やっぱりしっかり調べれば自ずと答えが出てくる事が多いです。

だからわざわざわからないところを残して授業に出るっていうのが中途半端な気がするんですよ。

進学校に合格するくらいの勉強力のある生徒なら答えを出せます。
すぐにわからないのは解説がなかったり、解説が十分に書かれていなかったり教材の方に問題があります。

授業について

以前の記事( 🔗授業の必要性。その授業・提出物・宿題はあなたにとって必要ですか? )にも書きましたけど、授業って理解力が千差万別の生徒を一度に賄わないといけません。 進学校でもピンキリですよ。

基本的に授業のペースは自分のペースではないと考えた方がいいですね。

頭のいい生徒にとっては時間の無駄だし、理解力が遅い生徒はついて行けず勉強になりません。

上の記事にも書いていますが僕は学生時代は完全に後者でした。

こういうのは塾講師になって逆に教える側の立場に立った時にも常々思っていました。

中学とかだとクラス分けで学力ごとに分かれていたりしますけど、
それでもクラス内で教科ごとのばらつきはあるわけですしだいぶん格差はあります。

塾講師をしていた時に「あー、この子は賢いからだいぶん時間を弄ばせてしまってるな」とかありました。
もちろん、プラスアルファの課題を用意したり工夫はしますし、そういう時間を作らせてしまうことは僕の実力不足と言うこともできます。

授業ノートの信頼度

予習の項にも書いたように知るべき内容は手元の教材に全て書かれていますから。
わざわざ授業という古典的な形式に付き合ってあげる必要はありません。

先生の癖のある板書をまるで機械のように写して、後からその自分の下手くそなノートを見直す、
といった効率が悪いどころか人の手が介在している資料を見ていると最悪間違って覚えてしまったりしますしね。

中学・高校のようなただの学習指導要領の範囲内でそんな信頼度の低いノートを見返して勉強とか正気の沙汰じゃない。

それなら、最初からこれ!と言う参考書を一冊を選んでそれを徹底してやりまくった方がよっぽど自分の偏差値に貢献してくれます。

本当にあるのか知らないけど神講義ってたまに耳にしますね。
神講義はどうか知らないですけど、基本的には授業よりも洗練された人気参考書の方がずっと価値が高いです。

そして安く済む。

復習が一番大切

予習をしても授業を受けても結局は復習が全てです。
じゃあ最初から自学自習をして復習を何度もする方が効率がいいんですよ。

僕からすると復習を予習・授業と比べるのすらおかしいですね。 志望校に合格するために偏差値を上げる。

そのために記憶する作業というのは全て復習ですから。

その生徒の実力や入試直前や受験生になったばかりなどその期間にもよりますが、 すごく大雑把に言って勉強時間の6割以上は復習をするイメージです。

7割でもいいです。

固定観念

時々、何に対しても授業という形式をとって誰かに教えてもらわないとできないと思い込んでいる人がいますけど、全くそんなことはありません。 そういう人っていうのは学校の授業はもちろんそうですし、大学以降も資格試験でもとりあえずスクールに通おうとします。

ブログの場合だとオンラインサロンね。

高校生でも進学校に通っている生徒なんかだと自習力もあります。
授業に依存せず自学自習を勉強の中心に据えて復習をしつこく繰り返す。

これが至高の受験勉強です。

 
以上。

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