こんなことを言うと怒られるかもしれないけれど、
ごちうさでリゼだけは少し苦手でした。
今日は劇場版スペシャルエピソード(OVA)「ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~」の感想をレポートします。
感想のあとで今回の映画関連で購入したグッズの開封もします。
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■追記:「チマメマーチ@大阪」の感想も書きました。
→🔗チマメマーチ大阪感想!セットリストも。ライブ参戦レポートってやつ!
ごちうさ映画一番の感想
このごちうさブログをずっと読んでくれている方は気づいているかもしれませんが、
実際これまでにリゼについては「映画の延期関連の記事」以外でほとんど触れてきませんでした。
嫌いだとか、いなくても成り立つとか、他のキャラでも代用になるとかそういうつもりは全くないですし、
ごちうさのかけがえのないメンバーの1人であることに変わりはありません。
ただ、リゼは語気が強いことが多かったり、軍人気質であることや、物騒な銃火器の類を持ち合わせるシーンが度々あることから、
「すべてが可愛い」がキャッチフレーズであるごちうさの世界観にはそぐわないんじゃないかって。
リゼを好きな人が沢山いることも知っていますが、
僕個人的にはリゼの存在に対しては最初から少し違和感があったし、正直ちょっと苦手でした。
しかし、今回のスペシャルエピソードを観て考え方が変わりました。
まず、アニメごちうさでの『馴れ初めの話』について。
ココアに関しては、
ラビットハウスでのいわゆる“ラビハ組”のスタートや、のちに大親友になる千夜との運命的な邂逅など、
時間軸が彼女中心であることや、
そもそもココアは主人公であることから他のキャラクターとの馴れ初めについても多くのことが描かれています。
子供の頃に木組みの街を訪れてチノのおじいさま(現ティッピー)とも顔を合わせており、
そういうところまで伝えられている点も見逃せませんよね。
他にもごちうさでの馴れ初め話といえば、
中学入学当初の「チノ+マヤメグ」の出会いであったり、
幼少の頃のエピソードとしては「千夜+シャロ」の回想シーンもありました。
そんな中、ごちうさファンなら多くの方が一度は空想したことがあると思います。
ココアが来る前のラビットハウスってどんなお店だったんだろう。
チノとリゼの2人きりだったことは知っているけど、その頃の雰囲気は?
実際に僕自身もなんども考えました。
その度にココアというキャラクターの大きさを知ります。
このようなごちうさの馴れ初め事情で、
今回の映画では原作を読んでいない人にとっては初めてチノとリゼが出会った頃の話を知ることができました。
自分にとってはこれが一番大きかったです。
チノと仲良くなるために手作りのお人形(ワイルドギース)をプレゼントしていたこと。
それがリゼの部屋のワイルドギースとお揃いになっていること。
“軍学校のような空気”で、“一緒にいて疲れる”人だったかもしれないけれど、 それも、今のココアがしていることと同じように、
リゼにしてもチノと心の距離を縮めようと奮闘する過程だということ。
結果的に“今みたいに仲良く”なれたこと。
Dear My Sisterにはチノとリゼ2人の思い出がたくさん詰まっていました。
そういえばアニメ2期の第10羽『Eを探す日常』でもリゼにはこんなセリフがありましたよね。
“ココアを見てたら私もあんな風にみんなを楽しませられたらなって”
たった1学年とはいえ自分が一番年上であることも意識しているだろうし、
本作でも“ココアみたいに明るく接するのは向いてないから”ともらしました。
しかし、年長者だからこその気苦労もさることながら、責任感の強いリゼです。
ココアが帰省した今はココアがいないかわりに自分がお姉ちゃんになる、チマメにお姉ちゃんする。
“から回っているかも”と悩んでしまうくらい真剣にチノやマヤメグ・ラビットハウスのことを想っていました。
上に書いた通りリゼに対しては少し抵抗があったとはいえ、
リゼの好きなシーンというのはTVアニメシリーズ内に他にもありました。
念のために言わせてもらいますが、
映画を見て考えが変わって改めてそのシーンが好きになったというわけではなく、本当にもともと好きだったシーンです。
それは1期最終羽『君のためなら寝坊する』でスペシャルED『日常デコレーション』が流れた後の一幕。
ラビットハウスでリゼとチノ2人だけの朝、
今日も寝坊をしているココアを“ちょっと起こしてきます”と駆け出すチノをティッピーをお腹に抱いたまま見送るリゼ。
あの時のリゼの表情というか、チノの後を見つめる彼女の仕草が好きでした。
今回の映画でココアがいなくて元気がないチノに“なにかあったら頼れよ”と声をかけたリゼ。
2人の立ち位置こそ逆ですが、同じような構図だった気がします。
スペシャルエピソードは以前から言われていた通り3つのパートがあったようです。
自分も今回の話が原作5巻から映画化されると聞いていて、
5巻も6巻も買ってはいたんですがネタバレを避けてあえて読んでいなかったのでこの記事を書いている段階では詳しいことはわかりません。
・ココア帰省回 ・リゼのお守り回
・チノのお誘いからの花火回
このスペシャルエピソードにおいて貴重な1つのパートを使ってリゼのことを取り上げてもらえてよかったです。
そのおかげでこれまでよりも一段深く彼女のことを知ることができました。
これがDear My Sisterの僕の一番の感想です。
その他に思い出に残ったシーン
魔法少女チノ
可愛すぎるやろ。 あのシーンを挿し込んでくれたスタッフの方にマジ感謝。
究極のサービスコマ。
本気で可愛かったし、
映った瞬間には劇場の座席から身を乗り出し、自分の目が大きく見開くのがわかりました。
それと同じくらいの強さで衝撃を受けたのは『魔法使いのココア』です。
あれって原作で描かれているんでしょうか。(この後読んで確かめます。)
あの描写はヤバくないですか?
先ほどお話した“ココアが来る前のラビハ”についてもそうですし、
やっぱり好きなアニメに関しては勝手にいろいろと考えて想像してしまいますよね。
それでこれもかなり気になっていて、
・子どもココア「おじいちゃんのご注文はうさぎさんになることなの?」 ・現ティッピーの存在(おじいちゃんの転生)
・木組みの街に生息するうさぎの数
→ココアが街の人たちをうさぎに変えてるんじゃないか?
って疑惑。
ごちうさはそこまでファンタジーじゃないと思うし、
実際にそんなわけないんですが、
そういった背景を知っているファンが映画のあの魔法使いココア(と魔法少女チノ)のあのセリフあのシーンを見たら。
「やっぱりお前が犯人か!」
って言いたくなります。
夢オチではあったけれど、
映画を見ている進行形では
魔法使いココア「みんなをうさぎにしちゃうよ!」
「え!?これは(疑惑が深まるから)あかんやろ・・・笑」ってなりました。
最後まで「お姉ちゃん」と呼ばなかったチノ
チノ「おかえりなさい、ココアさん。」
呼ばんのかい!!
アニメ2クール分から連なる系譜もありますが、
この映画を1つの独立した作品として見たときにはココアがモカに語った“お姉ちゃんって呼んでもらえるようになるんだ”という伏線を回収していないし。
自分でもよくわからなくなってきました。
チノに「お姉ちゃん」って呼んで欲しいのか、呼んで欲しくないのか。
なぜなら、チノがココアに対して「お姉ちゃん」って呼ぶときは、ごちうさが終わる時なんじゃないかって不安があるから。
劇中では先ほどのココア「まずはチノちゃんのお姉ちゃんになる。ちゃんと『お姉ちゃん』って呼んでもらえるようになるんだ」(←このセリフだけ予告PVで聞いてるから確実にあってる)
という言葉の通りですし、
原作漫画でもアニメでも、
・ココアがチノにお姉ちゃんと面と向かって認めてもらえるかどうか
・チノが素直にココアのことをお姉ちゃんとして認めること(受け入れること)ができるかどうか
ここってごちの一大テーマだと思うんですよね。
それで、これだけ盛り上がっている映画でも結局最後まで呼ばなかった意味はどういうことなんでしょうか?
ごちうさはまだ続くってことですね。
ごちうさは“まだまだまだ終わらない”!!
あ〜、ごちうさ大好きや。
グッズ購入品紹介
パンフレット
内容については、
・ココア役とチノ役の声優さんのグラビア ・橋本監督のインタビューと美術の解説 ・各声優さんのインタビュー
・今回の映画関連の展開で使われたイラスト紹介
声優さんのグラビアが多かったので自分的には不満があります。
アニメファンのみんながみんな声優さんのファンも兼ねているというわけではありませんので。
橋本監督の制作秘話的なお話は毎度楽しませていただいています。
グラビアのページを設定画や場面集に使って欲しかった。
ラバスト&缶バッジ
ラバストは4つ。
缶バッジはAタイプとBタイプの2種類があって、それぞれ3つずつ購入しました。
今日はラバストだけ開けました。
缶バッジについては別の記事でマルイの缶バッジなどとまとめて開封します。
いろいろ書いたけど被っていいとは言っていない。
■追記:缶バッジはこちらの記事で開封しました。
🔗ごちうさ缶バッジ15個開封してメグは何個出るかな?
アクリルプレート
2パターンあって両方とも買いました。
実は劇場でこれと同じデザインの『原作キービジュ第2弾』のタペストリーが売り切れていたんですよね。(T_T)
TOHOシネマズなんばです。
そういうこともあって購入予定に入っていなかったんですがついつい買ってしまいました。
イベント(現場)に来るといつも予定外の買い物をしてしまいます。
ミニ色紙
こちらの色紙は上映1週目の劇場来場者特典として無料で配布されています。
原作者であるKoi先生の描き下ろしでファンにとっては貴重なアイテム。
2週目の色紙も合わせて全部で5枚くらいもらう予定です。
■追記: この後、狙いのココア(1週目)・メグ(2週目)を無事回収。 最終的に、ココア・千夜・マヤ・メグ+未開封3枚(2週目)で色紙は終わりました。
追記ここまで。■
主題歌シングル
これだけ映画の帰りにアニメショップで買いました。
上に書いた他の商品は劇場販売です。
『セカイがカフェになっちゃった!』。
映画のエンディングに流れたフルを初めて聞いたとき、本当にいい曲でびっくりしました。
チノ「おかえりなさい、ココアさん。」ココア「ただいま!」の後に、
サビ始まりのこの曲セカカフェが流れて泣き。
映画本編に負けないくらい素晴らしい作品です。
めちゃくちゃ楽しかったので明日も観に行ってきます!!!
ぴょんぴょんの日、
お疲れ様でした&ありがとうございました。
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