関西人が東京・ラーメン二郎を食べた感想と大阪の二郎系との比較。画像有り♪ | はいれぽ!

先日東京へ遊びに行った時に食べたラーメン二郎についてレポートします。

・横浜関内店 ・目黒店 ・三田本店

・池袋店

■追記(2017年5月23日):新しく記事を書きました。
『とある大阪人の二郎評価』

1杯目:横浜関内店


関東出身でジロリアンである友人の猛プッシュを受けて脚を伸ばしました。

まず驚いたのはお店から伸びる長蛇の列。
お店の前にはちょうどテント屋根が飛び出ているので、横浜の二郎事情を知らない僕は駅からお店に近づきながら見えてくる行列を見て、最初はバス停を待ってる人の列かと思いました。

とりあえず写真に収めて、前から人数を数えて一番後ろに並びます。
70人でした。結局この後入店するまでに1時間半以上2時間近く待つ羽目になりました。

まだ三月初旬だったこともあって、身体が冷えました。念のためリュックに忍ばせていたマフラーが助かりました。
誰かと一緒なら長時間の待ちもそこまで長く感じないんですが、今回は1人きりだったので余計に辛かった。

ただ、1時間半以上棒立ちはもったいないので関西の同じ二郎系『ラーメン荘 夢を語れ』の記事を待ってる間に一本書きました。手をかじかませながら。

そうこうしているうちになんとか並びも店の前まで来ました。この時点で寒さと空腹で死にそう。
食券を買う前の段階で注文の確認をされました。初訪だとバレると色々不利なので、慣れてるふりをして堂々と大きな声で『汁なし!大!』を伝えました。

正直初訪の店で大を頼むのは危険だし、あまりしないのですがせっかく横浜まで来たんだから存分に楽しみたいという下心がありました。
そういえば行列に浜ガールは見当たりませんでしたね。

コールは『ニンニク抜き』だけ。 後から知ったのですがこういう場合は『そのまま』と言えばいいんですね。

関西の二郎系では言ったことがありません。

最高に美味かったです。 これまで食ったラーメン類をすべてひっくるめた中で間違いなくトップクラスの味。

味と一言で言ってしまうとなんか違うんですが、正確に言うと味と量の満足感が最高峰でした。

麺が美しい。 例えば関西のラーメン荘系列って麺はボソボソ太麺なんですが、関内で食べたものは平打ち太めでつるっこりって感じ。少し固めでした。これも僕の好きな具合。

もちろんラーメン荘はラーメン荘で最高に美味いし、むしろ僕の舌は夢とか歴史に飼いならされてきたので好きなんですが、関内の麺も美味しかったです。

味付けは特に関西の二郎系に比べればとんがったところはなく、マイルドな方。食べやすい。 関内の汁なしは最後までほとんどキツくなることがなくたくさん食べられる味でした。

僕の場合、こういった関内店で提供されるような汁なしにおいてまず比較対象となるのが大阪の人気店『ラーメン荘 歴史を刻め』の汁なしなんですが、歴史の方が猛々しさがあります。

関内は都会人が食べやすいように洗練されている印象を抱きました。
念のため言っておきますが、これはあくまで僕が個人的によく食べる関西二郎系と比べての話であって、普通のラーメンと比べた場合は濃厚さもボリュームも飛び抜けています。

絶対に再訪します。

歴史の汁なしはこちら。

ラーメンから少し話は離れますが、僕は昔からみなとみらいが好きで、しかも今はブロガーなので関内まできたらそこでブログ用の写真も撮りたかったんですが、予想外にして全部で2時間近くを関内店で使ってしまったので汁なしを食っただけで東京に戻りました。

結局横浜に来て僕のiPhoneのカメラロールに残ったのは店前の並びと汁なしの写真だけ。

しかし、そこに写されていた丼ぶりの内容はみなとみらいの夜景に引けを取らないくらい美しいものでした。
教えてくれた友人にも感謝です。

2杯目:目黒店


なんだこの店は。

客層も店の雰囲気も暗いことはさておき。

食券の確認するタイミングって店によって様々ですよね。 この店はガラスの扉越しに食券を見せます。それも見せてと言葉では言われません。

なんか首を振って目で合図をされます。

これは初訪の人は周りの動きをよく観察しておかないと行き違いになりますね。
噂はかねがね聞いていたので僕も順番が近づいた時に周りを見ていてよかったです。

僕の注文は『ラーメン大』

入店してからのコールのタイミングもわかりにくい。

聞き間違いでしょうか、僕の耳には『んあ?』と聞こえました。
今回は『ニンニク少し、ヤサイ』。

荷物の量が半端なかったし、ていうか狭すぎて荷物置く場所ないし、自分的にはラーメン屋の床に荷物を置くのは禁忌です。だから、リュックは背負ったまま、手荷物はカウンターの下の隙間に押し込みました。入りきりませんでしたけど。

おそらくそのような状況から初訪の観光客ということはバレバレで、麺量やトッピングを調整されてしまったのかもしれません。仕方がないですね。

味は普通!! 量も大を頼んだ割に少なく感じました。350gくらい??

油層が多い。味が薄い。

でも、値段が大で¥600ということですから納得です。
僕は客に媚びないこういう店は好きです。隙を見せると先日の仙台店のような客が湧きます。

たくさんの量を安く食べさせてもらっているという意識を忘れないように。
量と価格以上のサービスはありません

近くまで行った時はまた食べに行きます。
ていうか駅から遠い。

3杯目:三田本店


東京タワーより三田本店。東京の観光事情ですよね。

数年前にも一度お邪魔していて、今回は2回目の訪問。
なにごとも”元祖”に対するリスペクトを忘れてはいけません。

並びも少なく、一安心。
やっぱり並びは少ない方がいいですよ。

注文は『ラーメン大』コールは『ヤサイマシ』。

目黒店の量が少なかったんで、久しぶりでしたが遠慮はしませんでした。 麺が柔らかい、味薄い、もやし冷たい。

おいおい、俺は異次元に迷い込んだのか?

総合点でこれまで食った二郎・二郎系の中ではかなり下の方にランクされます。
量もあれは400くらいでしょうか。あっちゅーまに無くなりました。

意外だったのは、スタッフさんの活気。
前に来た時は、というか二郎のイメージ的に排他的な雰囲気が僕の中のステレオタイプだったんですが、みなさん元気にお客さんに明るく接客されているし、いい意味で予想を裏切りました。

今回がたまたまブレていた可能性もあるので、また行きます!

4杯目:池袋店


最後に訪れたのがここ!

帰りの電車の都合であまり時間がない中予定に無理やりねじ込みました。

この店で一番印象的だったのは厨房の和気あいあいさ。楽しそう。 横浜関内や三田本店でも同じように感じたのですが、ここが一番元気で愛想が良くて雰囲気が良かったです。 注文したのは『ラーメン大』コールは『ニンニク少し、ヤサイマシ』。

時間がないので大をやめようか、マシはしないでおこうか葛藤があったんですが、ついつい妥協できませんでした。

ラーメンはヤサイのシャキ感が最高。麺も少し固めで美味い。味はここも薄い。
べらぼうに食べやすいけど、一歩間違えれば偽二郎。

終電が迫っていましたので後ろの壁にかかっている時計との競争です。 汗だくになりながら麺ともやしを胃に詰め込みます。

食事というより、飼料をむさぼる家畜のようだったと思います。飼いならされているという意味ではあながち間違ってはいませんけど。

脾臓を抑えながら走って、終電3分前には到着して、胸を撫で下ろしました。 このときの安堵感は一生忘れません。

知らんがな。

総評

全体的に味が薄いので関西の二郎系に慣れ親しんでいる方は『カラメ』必須です。 麺量も関西に比べて少なめに感じました。

店の雰囲気は今回行った範囲では目黒を除いてどこも入りやすい・食べやすい いい感じだったので、本家だからといって構える必要はありません。

二郎も二郎系も最高です。

以上。

ラーメン大好きです。今年また東京へ食べに行きます。

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こんな記事も書いています。

あとがき

近いうちに京都二郎食って来ます。写真は横浜関内店。

あとがき2

近いうちに第二弾書きます♪

ひばりヶ丘店

ちゃんと味があってうまかった!
やっぱり東京はカラメ必須やな。

ロットを重んじる店舗なん?すごく、入店させる人数にこだわっていた気がする。

早い遅いが露骨に判るしさ、久しぶりにロット乱さんように気い遣ったわ笑

うまかったー!!#ラーメン二郎

ラーメン大 pic.twitter.com/Sll4QbHlVq

— デスニート灰垣★5.3舞洲 (@haigakiseita) 2017年4月25日

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