私は大学生の時に京都で一人暮らしをしていました。
その時に『夢を語れ』さんには何度も何度も通いました。
京都に住んでいた時に一番食べたラーメンは間違いなく夢を語れのラーメンです。
今日は京都一乗寺の人気ラーメン店『ラーメン荘 夢を語れ』を初めて食べたときの思い出とかハマったきっかけとかの感想的な話をさせていただきます。
Contents
- 1 人生で初めての二郎系ラーメン
- 2 性懲りも無く2回目,3回目
- 3 二郎は3回食え
人生で初めての二郎系ラーメン
(ラーメン大ヤサイマシカラメアブラ2017年3月)
私にとってて初めての二郎系ラーメン体験が『ラーメン荘 夢を語れ』でした。
初めて食べた日のことも部分的にではありますが覚えています。
当時大学生だった私は放課後の時間に1人で行きました。
とっても大盛りのラーメン屋であることやコールという習慣があることはネットで知っていました。
お店の前まで来ると並びは6人くらいでした。
並んでいるときに前を並んでいたお客さんにコールの仕方を念のため確認しました。
私の初注文は『ラーメンヤサイマシ』でした。
一人暮らしで野菜不足がちだからできるなら野菜はたくさん食べたいって思いました。
実食!
美味しかったのは3口目くらいまででそのあとは地獄でした。
最初の数口はたしかに美味しかったんですが、単調なあぶらっぽい味にすぐに嫌悪感を覚えました。
しかもそれが一般的なラーメン屋とは違って大盛りの大盛りですから後半は本当に本当にキツかったです。
「汗が止まらへん、他のお客さんは食べ終わっていく、なにより俺の麺が減らへん・・・。」
しかし食べ物は残さないという物心ついた頃からの自分ルールがあるために気持ち悪さに耐えながら頑張って食べました。
尋常じゃないほどに苦しかったです。
夢を語れから南へ50mほど下がったところに公園があるんですが食後にはそこで小一時間うずくまっていました。
「これの何がうまいねん、量が多いから学生客が集まってるだけやろ。」
「2度と来えへんわ。」
これが初めてラーメン荘で食べた時の感想です。
性懲りも無く2回目,3回目
(ぼそぼそごつごつの太麺)
2回目は初訪問の時から半年以上が経ってからでした。
私と同じでラーメン好きの友人と訪れました。
ほとんど上に書いた初めて食べたときの感想と同じ内容の話をそのままその友人にしたところ、そいつが行ってみたいと言ったので付き合いました。
また性懲りも無く『ラーメンヤサイマシ』を注文しました。
無料で増せるんだから増さないと損やろって思ってしまいます。
そしてまた、公園でうずくまりました。
一方で友人は平気な顔をしていたのが不思議でした。
実はその結果に対して私は不満をおぼえました。
「俺じゃなくて軽い気持ちで食いに来たお前が苦しむ姿を見たかったのに」って。
「もう来んわ、これが最後。」
と心に決めました。
3回目は初訪問からはすでに一年以上が経ってからでした。
この時はなぜか1人で自発的に行きたくなりました。
しばらく食べていなかったので前回味わった苦しさを忘れてしまうんです。
さらに怖いもの見たさみたいなスリル的なものを求めつつ、「夢を語れの味がどんなものだったのか?」再度確かめてみたくもなりました。
私にとって他の二郎系でもよくあることなんですが、まずかったとしても不思議ともう一度どんな味だったのか確かめたくなります。
私も馬鹿じゃありません!
過去2回の経験から教訓も得ていました。
それは、一瞬で食べること。
話すのはもちろんダメですしいちいち汗や口周りを拭いたり休憩もしません。 水も後から負担になるので極力口にしません。
水はかなり大敵です。
それで可能な限り急いで食べました。
すると割と早く食べられたしこの時は公園でうずくまることもありませんでした。
しかし、やはりうまいのは最初だけで後半が苦しかったのは変わりませんでした。
結局ここまですでに3回食べていましたが「さすがにもう来ない、3回食ってよくわかった。納得した。」
と決心しました。
二郎は3回食え
(別皿のアブラ)
次は2~3ヶ月後また1人で行きました。
そんな風にしてだんだんお店に行くまでの間隔が狭くなっていきます。
私はどんどんラーメン荘にハマっていきました。
同時に京都伏見にあるラーメン荘の2号店『ラーメン荘 地球規模で考えろ』に行ったり、系列ではありませんが滋賀県南草津にある『ニボ次郎』まで足を延ばしました。
最終的には夢を語れは昼と夜に食べに行ったり3日連続で食べる日も出てきました。
この時にはもう食べ過ぎなので、逆に店に行くことをセーブするように努めなければなりません。
お金もかかるし栄養も偏るので「週に1回まで」などと決まりを作るようになりました。
一度に食べられる量も増えました。
最初は並で超ギリギリだった私ですが、大学在学中に大のヤサイマシマシまで食べられるようになりました。
そのうちにエスカレートしていき周りにロットバトルを(勝手に)しかけたり、さらに別皿でヤサイマシをいただくこともありました(今もやってるかは知りません)。
見ず知らずの客に『はやっ』と賞賛されたのは私の大学時代の数少ない勲章の1つです。
ことあるごとに友人や彼女も連れて行きました。 ある友人はカウンターの上に乗せられた丼を受け取るとき、「丼が重くて丼ぶりとテーブルが接着剤で引っ付いているのかと思った」とアホなことを言っていました。
私が学生時代に付き合った彼女は全員「ラーメン荘美味しい」と言ってくれました。
今では旅先においても泊まるホテルよりも最初に二郎系のラーメン屋を探してしまいます。
むしろ二郎系がある街に泊まります。
大学を卒業してからは一乗寺へ行く機会もずっと減ってしまいましたが、私は学生時代を京都で過ごせて、ラーメン荘 夢を語れを食べることができて心からよかったって思っています。
ラーメン二郎にまつわる格言の1つに『二郎は3回食え』があります。
これはまさにその通りでした。
もし一度食べただけで嫌いになった方がいらっしゃればその判断は時期尚早です。
あと2、3回チャレンジしてみてください。
以上。
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