2017年5月27日(土)
代々木第一体育館で行われたB.LEAGUE(Bリーグ)チャンピオンシップのファイナルを観に行ってきました。
『川崎ブレイブサンダースvs栃木ブレックス』です。
今日はその時の感想をレポートします。
(目次) ・会場まで ・オープニング ・試合
・初年度を終えて
会場まで
この日は天気が良すぎました。
僕は前日の夜に大阪から夜行バスで東京へ向かいました。
朝に東京に着いてから亀戸でラーメンを食ってから会場へ。
汗をすごくかきました。
まだ5月なのにこの天気はヤバい。東京ってこんなに暑いんですか?と会う店員さん会う店員さんに話していました。
汗だくになって会場着。
会場に入ってまずはスポナビのアンケートに答えてクリアファイルをもらった後、アリーナに入りました。
すっごくおしゃれな雰囲気のコートでした。
えええ〜!?これがバスケの試合会場???って感じ。 Bリーグは以前より『夢のアリーナ』という言葉を使っていますが、このレイアウトもその理念の一端を表しているんだろうと感じましたね。
オープニング
先日栃木ブレックスのホーム、ブレックスアリーナでも試合を観戦しましたが、その時にもオープニングアクトには驚きました。
なぜなら、すごく音と映像、演出がかっこよかったから。
それで、この日はBリーグのファイナルですから。
今回はどんな魅せ方をしてくれるのだろうと楽しみにしていたら、期待を裏切りませんでした。
帰ってからもう一度録画していた今回の試合をTVで観たんですが、やっぱり会場で見るのとTVを通して見るのとでは迫力が全然違いますね。
本当にかっこよかったし、リーグを、ファイナルを盛り上げようという熱意がバンバン伝わって来たし、感動しました。
オープニングであと印象に残ったのは、栃木ブレックスのチア『BREXY(ブレクシー)』。
こちらもブレックスアリーナで直に見ていてその時もその完成度に驚きました。
めっちゃ揃っていてダンスにメリハリがあってめちゃくちゃかっこいいんですよ。
チアを見てかっこいいって思ったのは初めてかもしれません。
マーチングとフラッグと音楽もすごくあっていました。
惹かれました。
試合
観客は10,144人。
開幕戦の9,132人、オールスターの9,567人を上回るBリーグ史上最高動員。
会場は栃木ブースターが圧倒的に多かったですね。
栃木のホームと言っても過言ではありませんでした。
試合は序盤で辻選手が一投目でスリーを沈めた時にはオン2の川崎が最初にペースをつかむのかなって思ったら、結局オン1の栃木に1Qは対スコア。
2Qはこの試合MVPの栃木 古川選手が攻守ともに躍動して栃木リードで前半を終えました。
古川選手はマッチアップの辻選手をハードディフェンスで押さえ込みながらの自身の21得点ですからすごいですよね。
絶対にこのまま川崎が黙って終わるわけがないと思っていたけど案の定3Qに川崎が逆転。
獲られたら獲り返すって展開がすごく面白かった。
川崎リードで迎えた最終Q。
ラストは栃木のギブス選手が超ハッスルしてリバウンドと得点を量産し、結局川崎79-85栃木でゲームセット。
全体を通して両クラブに実力差は感じられず、その日シュートがちょっと多く入った方が勝ったという印象を受けました。
そりゃシュートが入る方がうまいということかもしれませんが、あくまで確率ですから、最終的な成績が均される長いレギュラーシーズンと違って今回のような一発勝負だと偏った結果になることもありますよね。
ファイナルのゲームは一瞬で終わりました。
僕自身小学校の時にバスケを始めて色々な試合を見て来ましたが、こんなに体感時間の短い試合も珍しかったです。
栃木ブレックスさん優勝おめでとうございます。
初年度を終えて
ブレックスが優勝って。話が出来過ぎなくらいですよね。
自宅で録画を見ている時アナウンサーが『ここに田臥勇太(選手)がいること自体が大きな意味を持ちます』って言っていて、僕も「ほんまにな」って思いました。
日本男子バスケ界のために尽力しているのは何も田臥選手だけではありませんが、今の日本男子バスケの功労者の一人であることには違いありませんから。
そんな田臥選手が最高のタイトルを掴んだというこのBリーグ初年度の結果は感慨深いです。
ところで、Bリーグのファイナルはフジテレビでの生中継が終わってからもニュースでよく取り上げられていたんでしょうか?
試合の後は東京をうろうろして夜行バスで帰って全然テレビを見る機会はなかったんですが、僕はブログを書いているからどの記事にどのくらいのアクセスがあるかわかるんです。
それで、土曜日の夜、試合が終わってる時間帯にもすごくBリーグ関連の記事にアクセスが集中していたから、もしかしたら試合後はテレビでよく取り上げられていて、世間的な関心も寄せられていたのかな?って。
でもそれなら逆にファイナルだけではなくてレギュラーシーズン中からももっとメディアも視聴者も興味を持ってほしいなって思いますし、一方では開幕戦とファイナルを民放の地上波で生中継してもらえたことだけでも喜ぶべきなのかもしれません。
2014年にFIBAの制裁を受けたことに端を発し、Jリーグの川淵さんがタスクフォースのチェアマン・・・。
2度の驚きから始まった男子バスケ界の大改革。
あの時、まさか2年も経たないうちに新リーグが発足するとは思いもしませんでした。
そもそもJの川淵さんが水と油だったNBL(JBA)とbjをまとめあげて、FIBAを満足させる形に仕上げるなんて。
1バスケファンの僕の目からするとBリーグの初年度は大大大成功だっと思います。
5,000人のアリーナや財政問題の残るクラブやGAME3問題、地区間の偏りなど課題はありますが、初年度から完璧な運営をできるわけがありません。
それらはリーグの発展とともに解消していけばいいし、それ自体がリーグ発展の過程になりますから。
タスクフォースの発足からBリーグの初年度まで運営は全力投球をされていたと思います。
ありがとうございました。
Bリーグ初年度お疲れ様でした。
バスケは最高です。
以上。
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他にもこんな記事を書いています。
あとがき
僭越ながら僕が1Bリーグファンとしてリーグに求めたいものを1つだけ上げるとすれば徹底的にクリーンなリーグ運営です。
特に僕はバスケが好きなのでBリーグ・バスケは他のリーグとは違うと思われたい。
例えばA東京はシーズン中盤に主力だった外国籍選手を解雇しましたよね。
あの後、A東京は戦力を落として栃木に首位の座を明け渡すことになってしまいましたが、A東京の判断は正しかったです。
リーグと日本バスケを軽んじ、バスケに対する侮辱的な行為はどれだけ上手な選手でも外国籍選手でも許されるべきではありません。
彼がA東京の手にあまる選手だったということもありますが、クラブの戦力事情に囚(とら)われずに毅然とした態度を取ることによってクラブの意思を示したA東京は評価されるべきです。
他にも、例えばリーグに対する印象として髪型髪色ヒゲタトゥーの有無。
僕の根本的な考えでは髪型も髪色もヒゲもタトゥーも個人の自由であるし、個性を表現する重要な要素であるということはあります。
しかしながら、バスケを見るのは老若男女、多種多様な価値観を持った人がいますので、リーグの価値を高めるためには選手個々人が節度を持った装いをするべきでしょう。
でも、それはあくまで個人の表現の自由であるから、リーグがどうこうというよりもやはり自分たちがどう観られるか、リーグの価値を高めるためにはどういう行動をとるべきなのかということを自分たちで考えて行動欲しいです。
クリーンであることが最高にクールです。