ニートブログ

ニートは恵まれている

ニートは恵まれている。

ニートをできることは恵まれているしニートを選択していることはとても贅沢なことだ。

 
私は数年前に東京で仕事を辞めた後、
そのことを誰にも言えず1年くらい一人暮らしのフリーター生活をしていた。

あの時は生きるのに必死だった。

最初はすぐにお金をもらえる日払いのバイトをして後半には塾講師をしていた。
まだ空調の効いた部屋で働ける塾講師をできる私はラッキーだ。

一人暮らしだったので働いても給料のほとんどは家賃や食費に消える。
しかも、働くほどに食欲も増えた。

そんな生活では貯金なんてほとんどできない。
愚かだった私はわずかな余裕資金もFXでほぼ全てを無くしていた。

パチンコはやらないしタバコも吸わないし風俗にもいかない。
その代わりが私にとってはFXだったのかもしれない。

バイトの時にペットボトルには水道水を入れて持ち出していた。
冷蔵庫で冷やすと普通にうまいし一見買ってきた水のように見える。

クリスマスまでシャワーでお湯を使わなかった。

 
そんな日々の生計を立てるのがやっとという状況ではニートになんて到底なれない。
もし仮に日雇いのバイトを1週間休んだとしたらもう生活は破綻する。

実はその頃にもブログを始めようとした。
失敗が多い私の人生を面白がる人が周りにいたから、じゃあネタにしようと思った。

しかしながら、ブログは書かなかった。
書けなかった。

そのような余裕は無い。

そんな、フリーター一人暮らしだった。

 
実家に帰ってからはほどなくしてニートになった。

そして、ニートをできる環境に身を置いた途端にのんびりとした生活。
のんびりと言っても居心地は悪いが。

しかし、そんな少しの気まずさはあるけれども、まじめに働いていた時の方が圧倒的に厳しい環境だったという。

皮肉だ。

 


今年の正月幼なじみに10万円を貸した。

幼馴染みといっても残念ながらそいつは男だ。

彼はもともと正社員だったが会社に副業をしていたことがバレて解雇されたという。

今どき副業が発覚したくらいで、しかも人手不足と叫ばれるこのご時世に、解雇してしまうとはひどい会社だと思った。
もしかするともともと彼の仕事上のパフォーマンスが悪く副業のことはリストラのきっかけにされただけなのかもしれない。

それはさておき彼は生活に困窮し私に助けを求めた。

非正規がニートを頼るという地獄絵図。

彼が先にたずねた彼の親には融資を断られたらしい。
ちなみにこれは私から金を借りるためについた嘘ではなく、本当の話だということを彼の過去や環境から確信している。
副業の件に関してもそうだ。

気まずそうに旧知の友に金の工面をお願いする彼は当面の生活費を捻出するのに焦っていた。

私が指示したわけでもなく借用書を実家によこしてきた。

ちなみに今もその封は開封していない。
幼なじみからの借用書。
私にとっても気まずいものだから。

このようにニートとは違って一般の人は自分の生活費をまかなうのに一生懸命なのである。

私への返済は今も続いている。

 
ところで、「友人に金を貸すことはご法度」とされている節がある。

このブログの前からの読者は知っているだろうがありがたいことに私は現在は超極貧生活ではない。
しかし、社会的立場は圧倒的に底辺であることに変わりはないし一般的には貧困層に入ると思う。
金が余るということはあり得ない。

その一方で私はフリーター一人暮らし時代の辛さも知っている。
彼に同情してしまい10万を貸した。
たった10万と思う人もいるだろう。

私にとっては高額だ。

 


小学4年生の時フィリピン・マニラ郊外のゴミ山に連れて行かれた。

『流星街』というと伝わる人がいるかもしれない。
ゴミ山の中に眠る資源を利用して生きている人たちだ。

マニラの流星街では子どもたちがまだ使えそうなゴミを探していた。

彼らは学校には通っておらずそれが仕事のようだった。

ただそこに住んでいるわけではない点はまだ救いだった。

ショッキングな光景というのは何度も思い出してしまう。
そして反芻する回数が多いほどより忘れられない記憶写真として残る。

これは父親の仕事の関係で当時(フィリピンについては今もだが)途上国だった国の教育制度を視察するといったチームだった。
なぜ私にそのような経験をさせたのか。

その理由を私は当時から知っている。

 


私はニートは贅沢だとも思う。

そりゃ、なんらかの事情で想いとは反してニートにならざるを得ない人もいるだろう。
でも、そういう人もその境遇にこそ不幸な点があれど、ニートをさせてもらえる環境があるということは恵まれている。

多くの人は私の一人暮らしフリーター時代のように働かなければ食べてはいけない。

仕事を辞めると生活は続かないし、すぐに死には繋がりはしないだろうが、食べることはままならない。
そのうち住むところを追われることにはなる。

一般的な人はみんな家計をやりくりするのに真剣だ。

しかも、日本では働こうと思えば仕事はある。
ゴミ山を漁る必要は全くない。

それでも働かないという選択をしている。
繰り返すが想いとは反して働きたくても働けないという方には同情する。

 

私たちは教育を受けている、それなりの仕事もある、屋根と壁のある家もあるだろう。
何より今はインターネットがある。

その、恵まれた環境に身を置ける間に新しいチャレンジを始めるというのはいい考えだ。

何かを始めることが億劫だということはよくわかる。
私も全く同じだ。

しかし、一度何かを始め出したら途端に物事は進んでいくものだ。
人間の脳とはそういうつくりになっている。

最初の一歩にこそエネルギーがいる。
この事実を知っているだけでも意識は変わるではないだろうか。

もちろんいつまでもニートをできる人はそれもいい。
特別に恵まれているということだ。

しかし、あなたはそういうわけではないだろう。
私のように。

 


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