今日は僕の現在の記事作成手順についてレポートします。
記事自体の中身をこんな言葉遣いや見出し使い、内部リンクの挿入で書いてるよ。
というのではなく、こんな風な手順を踏んで1つの記事を完成させてるねんっていう投稿までのステップ・スタイルについて書きます。
■書き始める前の段階 ①スケジュール作り ②メモ取り ③写真の撮り貯め ■2種類の記事、それぞれの作成手順 ①インスタント ②真面目系←メイン
■まえがき
の順に書きます。
書き始める前の段階
スケジューリング
記事にする内容(ネタ)は2018年の2月くらいまではもう埋まっています。
例えば今年の3月31日には「落ちこぼれに向けてのアドバイス」を、4月1日には「カンニングペーパー」についての記事を上げます。
これらは去年ブログを公開し始めた当初に大まかな予定を組んでいました。
また、ブログの内に設けられている大きい枠組みとして『カテゴリー』があります。
例えば「勉強効率化」や「アニメ」といったまとまりです。
この”ジャンル”については2020年の分まで書くジャンルとそれを書く期間を一通り決めています。
例えば今のところ1番最後に追加するカテゴリーは『大学物理』です。これは2020年の4月から書き始める予定です。
すでに予定を組んでいる2017年分の記事内容に関してもそうですし、それ以降のカテゴリーについてもこの後からもどんどん追加されていくでしょう。
逆に書く気にならなければ保留になります。
あくまで暫定であり運営をスムーズに進めるためのちょっとしたガイドラインに過ぎません。
余談ですがカテゴリーにはそれを書ける期間に制約があるものとないものがあります。
例えば勉強効率化や資格試験、塾講師、大学生活ネタには制約があります。
これらのジャンルは僕の過去のインプットや経験からの切り売りであり、無限に出し続けられる記事ではないからです。
一方でバスケやアニメ、ラーメンは僕がそれらのコンテンツに興味を持ち続けている限り書き続けることができます。
当然、制約があるジャンルでも例えば勉強効率化は僕自身まだまだ不完全だと認識しているし、もっともっと追求する余地があります。
だから、その如何によって話は続きます。
資格試験も受ければ話は増えて行くので必ずしも頭打ちがあるというわけではありません。
念のため言いますが僕は資格を取ることについては特に好きというわけではありません。そうではなくて自分の方法論を実戦で試すために取ってみた資格はあります。
制約に関して更に言えば、勉強関係の記事は主に学生に向けて書いているんですが、それが受験生だったとしたらその子たちには1年も猶予がありません。
もちろん僕の予定が第一優先ではありますが、期限のある受験生とりわけ僕の記事を参考にしてくれている受験生には早く伝えたいと思うし、その観点からも極力早く書き切ってしまいたいという焦燥感があります。
だからそういう意味でも制約されます。
一応スケジュール的に「勉強効率化」のカテゴリーは来年度中に終わらせる予定です。
メモ
普段から書きたいと思ったことをスマホでメモしています。 これはめっちゃ大事です。思いついたらすぐにメモをすること。
書きたいことの多くは書いている時よりも書いていない時にひらめきます。
他にもメモしていることは上記のカテゴリー自体の案もありますし、気に入ったアニメ内のセリフや映画で気になった場面、他にもなんでもブログに使えそうなこと全部です。
電車に乗っていてふとこのネタええやんと閃いて、後でメモしようと思います。
そして、ちょっと車内広告に目を奪われていたら次の瞬間にはあれ?ってなることも少なくありません。すごく損をした気分になります。だからすぐにメモをします。
上に書いた2017年の記事予定と合わせるとすでに400以上の「書きたい話」と「書ける話」を記録しています。毎日増えます。
だからそれらを早く消化するために無限の体力とやる気があればいいのに、と最近はよく思います。
こちらは先日の記事ですが、この記事で紹介している『PostEver2』というアプリが効率的にメモを集めるために大活躍しています。
写真
普段から撮りためるようにしています。 結局使うのはほんのごく一部なんですが、いつ何が使えるかわからないので。
これは上記のメモにも同じことが言えます。
撮った写真はとりあえずiCloudに蓄積されます。無料分のストレージは一瞬で容量が足りなくなったので金を出しています。
撮影は最初はめんどくさかったんですが習慣になると当たり前のようにスマホを取り出すようになりました。
カメラが欲しいです。
2種類の記事
ここからが本題です。
僕が記事を書く手順には2つあります。
それは僕の記事には大きく分けて2つの種類があるからです。それぞれについて説明しますがメインは後半部分です。
インスタント記事
制作時間30分〜1時間。
レビュー記事や文字数の少ない記事はだいたいがこちらのパターンです。 書きたいと思った瞬間、できるならすぐにPCを開いて休憩を挟まずに一気に書きます。
こういう記事は上述のスケジュールにも組み込まれていますが、突発的に思いついて投稿することも多いです。
この種の記事には写真もよく挿し込んでいます。 僕は画像の編集作業が嫌いです。めんどくさいからです。
書くのは好きなんですが画像を編集するのには抵抗があります。
そういった意味でもインスタント記事だからといって負担が少ないわけありません。
しかし、一瞬で出来上がるからブログ更新の停滞を防ぐことができるし、やっぱり下に書く真面目系の記事よりはずっと楽です。
真面目系記事
制作期間平均1ヶ月。
この記事で一番書きたかったことです。
①0%→60%
この真面目系の記事も上のインスタント記事の場合と同じで1番最初の書き始めの時にとりあえずは最後まで一気に書きます。
しかし、内容は穴だらけです。この段階では5~6割くらいの完成度です。
これは記事を途中まで、上から50%まで書くというのではなく記事全体のアウトラインを設定する感じなので、最後の見出しまで書き切ります。
途中で切って日を開けてから続きを書くと流れがちぐはぐになって、結局ほとんど最初から書くのと同じくらいの見直し・修正時間が取られるので、できる限り大枠は一気に完成させてしまいます。
書いている間は楽しいんですが、書き終わった後の疲労感はすごいです。
ソフトは『Pages』というWindowsのWordに当たるソフトを使っています。
②60%→90%
そして、ここからも長いです。
短くて1週間長くて1~2ヶ月の期間に渡って何度も内容の追加、修正、読み直しをします。読み直しはPCだけではなくスマホからも行います。
期間を設けることの1つのメリットとして該当の話題に関して公開までに何度も考えられるということがあります。 悩み事があるとそのことがずっと頭から離れないなんてことがありますよね。 ブログの場合は悩み事ではないんですが懸案ではあります。 この猶予期間に頭の中を時々、懸案の事項が駆け回ります。悪い言い方をすればいちいち考えてしまいます。
そして、そんな風になんども頭の中を走らせているうちにだんだんと納得のいく構成が仕上がってきます。
また、読み直しでの修正箇所について。
修正する事項はたくさんあるのでこの記事では全部を書けませんが、1つだけ例を取り出すと句読点と改行の数の調整があります。
句読点や改行が多いと話がブツブツと切れて読み手が感じる流れやリズムが悪くなり結果読むのにストレスがかかります。これは必ずしも読み手が気付くものだけではなく、認識をしないところでもそのブログに対する無自覚の抵抗になります。
さらに記事の内容・ジャンルごとにもそのリズムは調整するべきです。 例えば勉強効率化のカテゴリーの記事は読み手がある程度積極的に情報を集めているだろうから多少文章が長くても読みきってくれるだろうと考えるし、内容を省略して読みやすくするよりは、長くなってもちゃんと読んでもらえることを期待して自分の力量の範囲にはなりますができるだけしっかりと書くようにしています。
また、勉強をしているような読者層の、最初から最後まで読みきる程度の忍耐力や生真面目ささえもアテにしています。
このような作業を繰り返してして8~9割完成した段階でやっとリリースできる状態になります。 公開するタイミングについては最初のスケジュールの項で書いたようにだいたいは決まっています。
だから、その日を目標にして完成に近づけていきます。やっぱりその時々の完全な自由裁量よりは簡単に目標や期日があった方が執筆は捗ります。
8~9割で公開というのは上のインスタント記事でも同じです。
0割から6割にする時より、6割から9割にするほうがずっと大変です。
少しだけ話がそれますが、この何%完成した段階で記事を公開するのかということはブロガーが考えるべき課題の一つです。
そして、この話題はブログとは直接関係のない仕事論でもよく登場します。 頼まれた仕事、例えば企画書などは『6割完成したら一回出してしまえ』といった言説です。
もちろん論者によってこの割合は多少異なりますが、5~7割が多いです。
なぜ未完成のままに出してしまうのかというと、とりあえず出すことで上司なり誰かの評価をもらえるから。また与えられた仕事にあまりに時間をかけるよりは早く出してしまった方が関係者の心象もいいから。加筆修正も上級者からの適切な評価をもらってからの方が効率がいい、軌道修正もできる。といったところです。
完成度と効率・実益の均衡点が6割ということです。
この議論と同じことがブログでも言えます。
確実に言えるのは(あくまで自分の尺度で)10割になってから出そうとするのは能率が悪いということです。ハードルが高すぎるし、全然記事を出せませんし、続きません。完璧主義はブログ運営には合いません。
このようなことも勘案して僕の場合は8~9割でやっとネットに上げられる状態になります。
この60%→90%までの途中で先ほどの『Pages』から『WordPress』上へと下書きを移動させます。
読者に観てもらうのはWordzPressで作った記事ですから、WordPressでの確認作業の方が重要です。
③90%→100%
公開した後も作業は終わりません。 8~9割ということは未完成のままに公開しているということだから僕の心は穏やかではないからです。
8~9割で出すのはあくまで効率などを考えての結果であって、100%、厳密には100%は難しいですが限りなく100%に近い状態で人に読んでほしいというのが書き手の心情です。
自分にとって本当に納得している基準ではない中途半端な段階で読まれるのは恥ずかしいし、実力を出し切っていないということで後悔が残ります。もちろん効率化や諸々を総合した結果その段階で一応は納得して出している以上これが僕の実力と言うこともできます。本当はもっとできるのに。。。というのは言い訳です。
だからこの不本意なまま投稿している記事を時々読み返しては何度もリライトを重ねています。 この時の基準は本当に適当で読みたいと思った記事を読んで修正を加えています。
本当は規則的に廻った方がいいんだろうなとは思います。
これはある記事の修正履歴です。しつこいですね。
朝は寝ているはずなんですが、1度目が覚めて二度寝する前にスマホをチェックしてそのついでにいじっているんだと思います。
僕は4月からブログの更新頻度を下げる予定なんですが、このように完成度が気になる記事が増えてきたということが理由の一つにあります。
やり残していることが増えているのに闇雲に先にも進む気になれません。
もちろんアクセス数を求める場合は、過去の記事にこだわるよりもどんどん記事を書き進めた方がいいという方法論も知っています。しかし、僕の場合は現段階でそこまで方法論などにおもねる必要もありません。なぜならこれは受験でも仕事でもないからです。自分の気分のままに書きます。
まえがき
前書きが長いと本文を読んでもらえないことがあるので、ここから前書きです。
まだ3ヶ月やそこらの段階で偉そうに「書き方」なんて教授するなと思う人がいるかもしれません。その通りだと思います。
しかし、僕は教授しているつもりはありません。
同じ初心者の人は他の初心者の人がどんな風に書いているのかを知りたいと思うから記事にしました。
例えば大学受験の合格体験記があります。 そこには一人一人の合格までの軌跡が記録されていますが、読者はそれをそのまま真似するわけではありませんよね。 そもそもたくさんの体験記が存在していて、誰を真似すりゃええねんということもあるし、人それぞれ前提条件や環境、能力が違うために全く同じように当てはまるようなフレームは存在しないからです。
体験記を読む理由はあくまで先輩の体験を”参考”にして、適宜いい部分を取り入れれば良いということです。
これと同じように僕は初心者なりにブログのことをああだこうだ書いているのは、教えているという意識ではなく、こんな風なやり方もあるよという1サンプルになろうとしているに過ぎません。しかも僕と同じくらいかそれよりも経験の浅い方に向けてあくまで参考程度にしてもらうためです。
だから1ヶ月目のブログ記事には1ヶ月目独自の考え方がそこにはあって、3ヶ月目は3ヶ月目にしかない魅力があるわけです。
ブログ未経験者や始めたばかりの人にとってはそういった記事にも価値があります。
教えているわけではないと書きましたが、そもそもこれから書き方はもちろん考え方もどんどん変わっていくと思います。それでま、とりあえず現状ここまで3ヶ月間続けてきてこんなふうになったよ、という1ケースをブログ初心者に向けて提示しました。
当然、これからもっと長くブログを書いて結果も出てきたら、その時にも改めてノウハウを共有するかもしれません。でもそのような教えるという立場に立てるのはいつになるかわかりませんし、今のところ先生になりたいとはちょっとしか思いません。
以上。
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あとがき
ブロガー兼読者の方に「上手く書くのは難しい」というツイートがあったので、僕の記事が上手かどうかは置いておいて、今の自分なりの方法をまとめてみようと思いました。
結果的に僕の記事の作り方はここまで説明した通り最低限の工夫と努力で作っています。
これを書いている今は東京にいて、色々考えさせられることが多くて悩みながらもストレスを発散するようにこの記事を書きました。
必要以上に自己満足的に補足説明や派生的な内容を書いてしまったので、後日そういった部分を切り取って大幅修正します。
切り取った部分はまた改めて整理して記事にします。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
今大阪に帰ってるところです♪