はい、始まりました haigaki reports. 第240枚目!
最近は第?次バスケブームが僕の中で来ているので今日はバスケのオフェンスの基本的な考え方についてレポートしま〜す!
この文章も練習に行く途中の電車で準備体操をしながら書いています!
突然ですが、ゲームでも遊びでも正対した状態からの1対1って難しくないですか?
ポジション的な問題もありますが僕はゲームではしないですね!
あ、やっぱりポジションは言い訳です!単純に下手くそだからです!笑
この記事ではまずバスケの1on1がその他の一般的なプレーに比べてなぜ難しいのかを考えてみます。
そして、バスケのオフェンスを考える上で超重要になってくる2つのキーワードについて紹介します。
バスケも勉強と同じで基本的には我流なので内容はあくまで持論であり、用語の使い方も間違っている箇所があるかもしれません!!!
(目次) ・①ズレがない ・②エネルギーがない ・さいごに
①ズレがない
オフェンスの超絶基本。
ディフェンスとの間にズレ作りそこを突くこと。
例えばポストに一度ボールを入れて、
次に、中→外に戻って来たボールをシュートする。
インサイドアウトと呼ばれるオーソドックスなプレーですが、 この場合はポストに一度ボールが入ったことによって外の選手についているディフェンスも中に寄る(収縮する)から、
ガードの選手とそのマークマンとの間にスペース(ズレ)ができます。
そのズレを利用して外の選手がシュートを打っています。
インサイドアウトとは平面的な上下のズレを利用したプレーです。 インサイドアウトは、中から戻ってくるパスがゴール方向からのパスなので、
横からのパスよりもシュート成功率が上がるという利点もありますが。
他にも、P&R(ピックアンドロール)も平面的なズレを作るプレーです。
敵がスイッチしない場合、ファイトオーバーが遅れればガードの選手がそのスクリーンによってゴールに向かうコース上にできたズレを突けるし、
スイッチの場合でも元々はガードについてたマークマンとスクリナーの角度(によって作られるスペース)をみてロールしてパスをもらう。
ロールせずにもっとそのままゴール下に飛び込んだりするのもありますね。
インサイドアウトもP&Rもエントリーこそ違えど、どちらもオフェンスとディフェンスのズレを作ってそこを突く基本的な戦術です。
そもそもピックをかけること自体が簡単にズレを作るために使われるプレーですよね。
ズレを作ってそこを突くというのはオフェンスの超基本的な考え方なんですね。
それで1対1に話を戻すと、ズレはあります?
エントリーの段階 ゴールーディフェンスー自分 の直線にズレがほとんどありませんよね。
だからここから得点まで繋げるのは他の仲間と共にズレを作るプレーと比べた場合に難易度がずっと上がります。
何れにしてもフィニッシュに行くためにはズレを作るわけなんですが、
純粋の1対1なら基本的にはドリブルでまず相手を崩してズレを作らなければなりません。
ショルダーフェイクなどもありますがドリブルワークの範疇でしょう。
この相手正対した状態の相手を自力で崩すのが難しいんですね。
最初のインサイドアウトやP&Rの例では動きの中で仲間とともにズレを作ればいいんですが、1on1は自力で作らないといけない。
これが1on1が他のプレーと比べた時に難しい理由の一つです。
②エネルギーがない
バスケの場合のエネルギーとは運動エネルギーのことです。
この運動エネルギーの大きさは質量と速度の掛け算で計算されます。
体重が重ければ重いほど、パワーはありますよね。
ちなみにパワーは簡単に言うと単位時間あたりのエネルギーのことです。 その瞬間瞬間のエネルギーの大きさです。
ややこしいですし、ここではエネルギーと同じように考えてくれて構いません。
単純にでかい選手の方がゴールに向かっていくオフェンス時のパワーは大きそうです。
しかし、あくまでエネルギーとは質量と速度の掛け算であることから、実は体重だけではなくて速度も関係しています。
速攻やアーリーオフェンスを止めることが難しい原因の1つにはこのエネルギーが関係します。
この場合のエネルギーの計算で重要になってくる変数は速度の方です。
走っている選手というのはドリブルをつきながらでもいいんですが、とにかく保持しているエネルギーが大きい。
中途半端にコースに入ってもびくともしません。
基本的にはコースに完全に入っていない状態で接触したらファールですが、
バスケしている人なら誰でもわかると思うんですが、すでに速度を持って向かってくる選手を止めることは難しいですよね。
だからこそマークマンの速度を殺すこともディフェンスのコツの1つでもあるんですが、ディフェンスの話はしません。
ていうか走ってくる選手というのは怖くないですか?
それは本能的にその選手が保持しているエネルギーを考慮しているからです。
ぶつかれば痛いし危ないですよね。
それで、また1対1に話を戻しますが。
お気付きの通り、正対した状態の速度は0です。
いくら体重のある選手でも掛け算の一方の項が0だとエネルギーも0になってしまいます。
だからアーリーオフェンスやモーションオフェンスの時と違って、勢い(パワー)でゴールへ向かうことができません。
オンボールの状態でボールをしっかりとキープしながら、あまり助走をつけられない少ないスペースで速度を作ることは難しいです。
逆に、一度ズレを作ってそこを抜けられれば、そこにコースはできるわけですから、速度を得られればゴール下まで行ける可能性は高まります。
よくガードの選手が2人とか3人とか抜く時があって簡単に抜いているように見えますが、実際に2人目3人目はそれほど難しくありません。
なぜなら1人目を抜いた時点で速度というエネルギーを得られているからです。
このように1対1というのは動きの多いバスケというスポーツの中で少し特別なプレーです。
さいごに
冒頭でも書いた通り今回の話は別に1on1の難しさを伝えることが趣旨ではありません。
バスケのズレと速度エネルギーという2つの考え方を伝えるために1on1を例にとりました。
1on1は上手くなるためには絶対に練習するべきです。
大切なことはこの2つの考え方をきちんと理解した上で、
じゃあどういうふうに工夫すれば得点に繋がりやすいのか、
ゲーム中の1on1でもどんな風にすればディフェンスを外せるのか
を考えることです。
速度とズレを知っているだけでもプレーの幅は広がりますよ。
そういうことも今後気が向いたら記事にしていくつもりです。
以上!
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