サッカー日本代表の三笘薫選手は、イングランド・プレミアリーグのブライトンと2027年夏まで契約延長することを発表しました。
そして現在、三笘薫選手の市場価値は、日本人歴代最高の5,000万ユーロに到達。日本のエースに留まらず、名実ともに世界が注目するウインガーへと成長しています。
さらに、現在はスペインの名門バルセロナへの移籍の噂まで飛び交っています。本記事では、同選手のこれまでもパフォーマンスや将来性について、解説していきます。
三笘薫選手、22-23シーズン結果
ベルギー1部リーグのユニオンSGに期限付き移籍をしていた三笘薫選手ですが、2022年夏、所属元のブライトンに復帰。カタールワールドカップが開催された2022-2023シーズンは、ついにイングランド・プレミアリーグに活躍の場を移しました。
そして、よりフィジカルが要求されるプレミアリーグですが、同選手は期待値以上の活躍を見せつける結果に。プレミアリーグ得点数を7とし、同リーグ日本人歴代最多ゴール数を記録しました。
さらに、所属するブライトンもクラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得、シーズンを終えました。
今シーズンの三笘薫選手の活躍
所属先のブライトンは昨シーズンをプレミアリーグ6位の成績で終え、初のELへの出場機会を得た今シーズン。
ブックメーカーのベット365におけるオッズによると、22-23シーズンのプレミアリーグ優勝オッズでは、ブライトンは251.00倍でした。一方、23-24シーズンでは、ブライトンは67.00倍に変化。このオッズからも、ブライトンがいかに期待されているかが分かるでしょう。
そのような期待が持たれる中で、三笘薫選手は、シーズン初戦から華麗なアシストを決めます。
圧巻だったのは第2節の対ウォルヴァーハンプトン戦。ハーフラインを超えた場所からボールを持つと、得意のドリブルで独走。そのまま自らゴールに突き刺し、同節ベスト11に選出される活躍を見せつけました。
そして、2023年11月現在までに、三笘薫選手は10試合に出場。公式戦3ゴール3アシストを記録しています。
日本人歴代最高の市場価値、バルセロナへの移籍は?
サッカー専門メディア「transfermarkt」のレポートによると、三笘薫選手の現在の市場価値は5,000万ユーロにのぼることが判明しました。
このように、世界的にスターと呼べる地位に到達したことで、さらなるトップチームへの移籍話が浮上しています。
中でも、移籍先候補として最も噂が絶えないのが、スペインの名門バルセロナです。実際に、スペイン現地のスポーツ紙「Mundo Deportivo」は、バルセロナが三笘薫選手を移籍のトップターゲットであると報じています。
今シーズン、バルセロナはケガ人の多さも影響し、得点数が思うように伸びていません。したがって、チームは現状、新たな点取り屋を求めています。
また、バルセロナからブライトンにレンタル移籍中のアンス・ファティ選手ですが、同選手をバルセロナに戻さないプランも存在すると噂されています。すると、彼の定位置である左ウイングが空いてしまうことになります。
一方で、三笘薫選手はまさに左ウイングを主戦場とする選手。このことから、三笘薫選手は今のバルセロナのスカッドにぴったりと当てはまる選手となり得るのです。
このように、すでに現地紙でも話題になっているほどですが、引き続き活躍を続けることで、世界最高選手のレベルへの到達も夢ではなくなってくるでしょう。