「困った」 かごしま国体と障害者スポーツ大会のボランティアが不足 県が応募を呼びかけ 鹿児島(2023.1.17)

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2023年の秋に開催される鹿児島県の一大イベントといえば、かごしま国体と全国障害者スポーツ大会・かごしま大会です。

開催まで約9カ月となる中、実は大会をサポートするボランティアの数が足りていません。

県は協力を呼びかけています。

山根 美乃梨 アナウンサー
「待ちに待った、かごしま国体と障害者スポーツ大会まで300日を切りました。そんな中、大会を支えるボランティアの数が不足しています」

2022年に鹿児島市で行われた国体のボランティアを募集するイベント。

10月に開催されるかごしま国体、そして、全国障害者スポーツ大会を前に、県では2022年4月からボランティアの募集を行っています。

受付、案内や会場整理を担うことになるボランティア。

3月末に募集が終了しますが、実は人数が足りていません。

現在の募集状況です。

かごしま国体は、募集定員1900人に対して、3285人と定員を上回っているものの、平日の開催である閉会式の人員が足りていないということです。

一方、障害者スポーツ大会は4100人に必要なのに対し1239人と、定員の3割ほどしか集まっていません。

原因について、県の担当者は。

県の担当者
「これまで協力していた企業の人員が減ったことが原因」

県は、対策として企業に個別訪問をするなど、人員を確保するための対策を行っています。

2022年に国体が開催され、栃木県も同じ時期にボランティア不足に悩まされていたそうです。

栃木県庁
「開閉会式会場周辺の人に回覧板でボランティアへの協力の呼びかけを直接した」

対策が奏功し、本番までに何とか最低限の人数を確保できた、とちぎ国体。

担当者は、ボランティアの重要性を次のように語りました。

栃木県庁
「ボランティアの方々におもてなしの心でお迎えをしていただき、帰るときに気持ちよく帰っていただくようにお見送りをしていただく。担い手として活躍していただいたと思います」

県庁の人呼びかけ
「鹿児島で国体が開催されるのは8年ぶり、障害者スポーツ大会は鹿児島で初開催。国内では最大規模のイベントで、歴史的なスポーツイベントに参加することは参加する人にとってもいい経験になるので、応募していただけたらと思います」

ボランティアの募集は3月末までで、大会ホームページや県、市町村にある申込書から応募できます。

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