ロボット化が進む現代、スポーツの分野にもテクノロジーが活用されるようになりました。
スポーツに関するテクノロジーの全てを総称したものを、スポーツとテクノロジーを掛け合わせた造語「スポーツテック」と呼びます。今回はそのスポーツテックの活用例を紹介します。
- athleːtech(アスリーテック)
KDDIが始めた新サービスアスリーティックは、アスリートを育成するためのシステムです。提供しているサービスは投球データの閲覧や比較が出来る「athleːtech Lab for Baseball」とオンラインでヨガのレッスンが受けられる「athleːtech オンラインレッスン」です。
スマートフォンを使って、オンラインコーチと共にデータの公開、共有、比較を行い、個人のレベルに合わせた目標へのプランニングが出来るアプリです。
靴に導入された冷却システムによって、靴の中を涼しい環境にし、脚の細菌の増殖を防ぐという技術がスマートシューズです。熱帯雨林気候の赤道近くに位置するシンガポールではよく見られ、発汗によって引き起こされる皮膚感染症の脚気の予防として開発が始まりました。(RS Components運営サイトDesign Sparkより引用)
カナダのスポーツテクノロジー企業FORMによって開発されたSwim Gogglesは、AR機能が搭載された水泳用のゴーグルです。創業者自身の水泳選手としての経験から、泳いでいる最中に立ち止まらずスプリットタイムが見られることを目的として開発されました。
ゴーグルのレンズがディスプレイとなっており、泳いでいる最中の距離やタイム、スプリットなどの水泳選手にとって必要な情報をゴーグル内で観ることが出来るというものです。また、バッテリーが内蔵されており、1度の充電で16時間作動するようになっています。
また、アプリを使うと、泳ぎの自己分析が出来、記録の共有等も可能になります。