学生時代の勉強方法

京大受験時の参考書や問題集のまとめとオススメ教材の紹介

(最終更新日:2019年11月30日。過去問などのリンクは最新版が見つからなかった「セミナー化学」以外は最新版に更新しています。)

私が京大理系の受験対策の際に使っていた参考書や問題集とそれぞれを選んだ理由・実際に使ってみた感想。
難関大学を受験される方にそれらの教材をオススメできるかどうかについてレポートします。

受験勉強で使った全ての教材ではなくて特に熱心に取り組んで良かったかそれほど良くなかったか判断できる教材をピックアップしています。

最初に使用教材の一覧を出して、そのあとそれぞれについて選んだ理由や使ってみた感想を英語・数学・国語・物理・化学の順に紹介します。

 

使用教材

 
まずはタイトル・出版社名だけを羅列します。
実際には他にもいろいろな教材に取り組みましたが、上述の通り特に時間を割いて取り組んだ教材を取り上げています。

 

英語

・即戦ゼミ11 ベストポイント英語頻出問題集740(桐原書店)
・英文解釈の技術100(桐原書店)
・速読英単語上級編(Z会)
・その他長文問題集数冊(桐原書店や河合出版など)
・Z会の通信教育京大コース
・京大の英語25カ年(教学社)

 

数学

・細野真宏の確率が本当によくわかる本(小学館)
・その他細野真宏の本当によくわかるシリーズ
・1対1対応の演習(東京出版)
・やさしい理系数学(河合出版)
・京大の理系数学25カ年(教学社)

 

国語

・Z会の通信教育京大コース
・ステップアップノート(河合出版)

 

物理

・重要問題集(数研出版)
・予備校のテキスト

 

化学

・セミナー化学(第一学習社)
・重要問題集(数研出版)
・新演習(三省堂)
・新研究(三省堂)

 

選んだ理由や使ってみた感想

英語

即戦ゼミ11

高校入試の時を除いて受験英語を勉強し始めるにあたって、単語や長文など全部を含めて初めに手をつけたのがこの即ゼミ11でした。
この1冊から英語の受験勉強をスタートしました。

即ゼミ11は即ゼミシリーズが3・8・11と3種類ある中で一番簡単な一冊です。

難関大学受験には同じ桐原のネクステージや即ゼミ3が一般的でしたし学校の指定もネクステでした。

しかしながら、初学者の私にとっては両書ともに抵抗がありました。
ネクステは分厚いし即ゼミ3は英文が難しくレイアウトも簡素でとっつきにくかったです。

即ゼミ11に取り組んでみた結果はめちゃくちゃ良かったです。

基本的なところばかり集めてくれているので受験英語の英文法の全体像をつかむのに最良だったし、一般的な大学受験にも十分対応している内容でした。
2色刷りで文字も大きく勉強に慣れていなかった私も気にって使っていました。

早稲田・慶応の文法問題までは対応できませんが、京大英語に限っては文法問題がないので文法の知識はこれで必要最低限の事は足りました。

京大英語は単語や文法などの細かい知識よりも難しい文章を論理的に読解していくことができるかどうかという点に焦点が当てられます。
もちろん最低限の英語の教養があってこそですが。

受験までに3〜5周はしました。

 

英文解釈の技術100

 
難関大学対策として非常に評価が高かったので京大対策の一環として取り入れました。

このシリーズは今は3種類あって私の使っていた「英文解釈の技術100」の他に「基礎英文解釈の技術100」や「入門英文解釈の技術70」というものもあります。

私が選んだ技術100の方は最初マジで難しかったです。
題材に用いられている英文が難しい!

結構キツかったですが京大受験に必要な一冊であるということには納得していたのでやりました。
最終的には3〜4周しました。

そして、めちゃくちゃ役に立ちました。

本当に英文解釈の技術が身についたし、難文を読みこなすのに受験を終わってからもこの一冊から学んだ技術が活きています。
長文を勉強するにあたってこの一冊から得た知識があったからこそ、読解力を効果的に伸ばすことができたことも確実です。

関連:🔗英語長文の勉強方法

しかしながら、後から考えてみるとそれまでろくに英語を勉強してこなかったようなステージの私にはふさわしくない1冊だったと思います。
負荷が大きすぎる。

基礎の方は塾講師のアルバイトを始めてから手に取ったんですがかなりわかりやすかったです。
英語が苦手な方は基礎の方でいいと思います。

私ももう一度あの時に戻って受験勉強を開始するならまずは基礎の方から始めますね。

 

速読英単語上級編

長文が50本ほど収録されています。
私はこれを単語帳ではなく長文対策として利用していました。

単語のページは長文を読み進める上でのヒントとして使用していました。

長文1本につき最低10回、多いものだと20回は読み返しました。
予備校への通学時に読んでいたのでサイズ的にちょうど良かったです。
一方で別に速単でなくとも長文を読む練習はできます。

個人的にはカバンに常時一冊入れておく分としてオススメです。
また、例えば進学校でも英語初級者の方は必修編からの方がいいと思います。
私自身も長文を読む練習は必修編から始めました。

 

 

その他長文問題集数冊(桐原書店や河合出版など)

一冊に大体30本の長文が収録されている問題集に数冊取り組んでいました。
速単の時と同様に長文1本につき大体10回は読み返していました。

 

Z会の通信教育

Z会の通信教育で受講していたのは京大国語だけで英語はとっていませんでしたが、国語の解答冊子に国語と一緒に英語も収録されていたのでそれをコピーして何度も読み返していました。

 

過去問と京大の英語25カ年

過去問は青本派でした。

英文を何度も読み返しました。
どんな試験でもそうですが過去問をどれだけやり込んでいるかが合否に直結します。

内容は難しかったです。
受験英語の勉強をしていて一番難しいと感じた長文ばかりでした。

京大ガチ勢に25カ年は必携です。

2文×20回x25年分くらい読むんですがそのうちこの本に愛着が沸いてきます。
志望大学に25カ年(27カ年)シリーズが出ている場合は絶対に全て消化するべきだと思います。

特に過去問など分厚い問題集に掲載されている英語長文は、そのままだと隙間時間に読み返す際の機動性にかけるので一文ずつコピーして使うのがオススメ。
書き込みもしやすいですし。

 


数学

細野真宏の本当によくわかるシリーズ

本当によくわかりました。

当時学校の授業にはついていけんていなくて、受験数学初心者だった私もスムーズに受験数学の世界に入っていくことができました。
ただ単に暗記をするのではなく公式の成り立ちだったり本質的な理解ができました。

私は確率の順列や組み合わせの解き方やそれぞれの問題に応じてどの解法や公式を用いれば良いのかがわからなかったんですが、この本を読んでそれぞれの解法を学ぶことができました。

苦手単元があればそれだけでもこのシリーズで学ぶことをおすすめします。

私が特にお世話になったのはこちらの3冊です。(3原色が揃ったのはたまたまです。)

 

1対1対応の演習

こちらの教材は当時から有名でしたし実際に良書です。
私はいい感じの薄さも気に入っていました。

昔は“大学への数学”というシリーズ名にビビっていました。
月刊紙『大学への数学』で灘高生が東大レベル以上の難問をコンテストで競っているイメージ。

実際には1対1対応の演習シリーズに関しては単に受験数学という感じでした。

一通りの学習を終えた方の確認のような使い方がおすすめです。

最初からこの本に取り組むことはおすすめしません。
そこそこ難易度があると言うことと網羅性に欠けるためです。

 

やさしい理系数学

こちらも評判が良かったので選びました。
良問が揃っていました。

しかし、これだけで京大数学に対応できるのかと聞かれればそれは難しいですね。

 

京大の理系数学25カ年

全部テスト形式でやりましたけど難しかったです。

私が対応できるレベルではありませんでした。
本番で類題が出た時のためだけに割り切って解法を暗記していました。

京大の2次数学は捨てると言う選択肢もあります。
しかし、できること(過去問)はやった方がいいです。

 


国語

Z会の通信講座

Z会の京大国語を1年間利用しました。

2週間に1回提出の添削課題があって全回欠かさずに提出していました。

私はもともと国語が異常にできなかったんですがZ会を1年間続けても変わりませんでした。
Z会は演習だけなのでもっと根本的なところを学ぶ必要があったはずです。

Z会の通信教育に不満はありません。
自分のレベルにはあっていなかったんだと思います。

受講はしていない英語・数学の問題・解答もいっしょに収録されている解答冊子が常に役に立ちました。
今も同じかどうかはわかりません。

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ステップアップノート

河合出版のステップアップノートは古文・漢文両方ともを使用しました。

古文の方は京大2次試験にも出題されるということで5〜8周ほど回しました。
さすがに人気が高いだけあって古文・漢文ともに使いやすい問題集でした。

肝心の点数はなぜか伸びませんでした。

 


物理

重要問題集について

私が受験生の時は物理は「重要問題集(数件出版)」「難問題の系統とその解き方(ニュートンプレス)」の2冊に人気がありました。
重問を使ったきっかけはただ単に学校で配布されていたからです。

受験物理の標準〜応用問題のほとんどをこの問題集で学びました。

もともと学校の授業にはついていけていなかったので1周目の学習は相当きつかったです。
難易度が比較的高めだったので時間もかかりました。

このテキストをいきなり始めるんじゃなくてもっと入門的な本から入った方がいいと思います。

私は最終的に重問は少ない問題でも3回、苦手な問題だと6回は解き直しました。

偏差値は70くらいまでは対応するイメージです。
非常にオススメです。

 

予備校のテキストについて

これは同じものがないのでここに書いてもしょうがないんですが。

物理の勉強で上の重問だけでは不安だったのでもっともっとインプットをしたかったこと、でも「難系」にはじっくりと取り組む時間的な余裕はなかったため、当時通っていた予備校の薄めのテキストを利用しました。
予備校には通っていましたが授業にはでていませんでしたので解説だけもらって勉強していました。

 


化学

化学の勉強はセミナー→重要問題集→新演習の順で進めました。
辞書的な新研究は新演習と同時に購入しました。

 

セミナー化学

セミナー化学は学校で渡されていた教材だったのでそのまま使い続けました。
どの単元も最低5周はしていて単元によっては8周以上しています。

最初に入門的な設問から入ってくれていたので受験化学初学者の私にもまだとっつきやすく受験化学の基本は全てこの一冊で覚えました。
受験化学もほとんどは暗記なので何度もやって頭に刷り込んだイメージです。

偏差値的には65くらいまでは対応していると思います。

一方で同レベルの問題集は他にもあるので、特に気に入った場合にこのセミナー化学を使ってみてください。

 

重要問題集

物理の方の重要問題集がお気に入りで使い慣れていたことや、定評のある「数研出版」が出していることからチョイスしました。
3~6周はしました。
程よい難易度の重要問題がコンパクトにまとまっていて非常に使いやすかったです。

ただ、有機化学の構造決定に関する問題は少し簡単過ぎました。
構造決定は京大化学には必須なのでこれでは足りません。

一冊完璧に仕上げれば偏差値は70を取れます。
オススメします。

 

新演習

化学の新演習については評判が非常に良かったので受験化学の総仕上げとして買ってみました。

セミナーと重問ですでにかなり学べていたので新演習は簡単にわかってしまう問題が多くサクサク進みました。
そういった簡単に答えられた問題を除いて2,3周はしました。

偏差値70超えに十分対応しているのではないでしょうか。

 

新研究

新研究についてはその分量と内容的に賛否があります。

私が購入したきっかけは難関大学受験生にたしかに人気があったこと(口コミ)や、化学が得意科目だったのでさらに伸ばしたいと思ったからです。

新研究についての私の考えは「大学受験に必要な知識が満遍なくマニアックすぎない程度に詳しく網羅されていますし、発展的な内容も含まれていましたが専門的で難しすぎるというようなこともなく大変な良書」といったところです。

化学を得意科目にしたい難関大学受験生には強くオススメします。

結局化学の問題集は3冊を消化したことになりますが、京大模試で60~65、河合模試で72以上欲しいとかではない場合はそんなにする必要はありません。

 

さいごに

受験頑張ってください!

 
以上。

 
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