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実体験|京大受験時の参考書や問題集のまとめとオススメ教材の紹介|理系

 
京大(理系)の受験対策の際に使っていた参考書や問題集とそれを選んだ理由・使った感想
難関大学を受験される方にそれらの教材をオススメできるかどうかについてレポートします。

受験勉強で使った全ての教材を書いているわけではなく、特に熱心に取り組んだ教材だけをピックアップしています。
入門書的な簡単な問題集など、京都大学を受けるまでに使用した各教科の1から全ての教材については『教科別の京大対策』の記事にそれぞれ書いていくつもりです。

 

(目次)
①使用教材の一覧
②選んだ理由や使ってみた感想
 
それぞれ英語・数学・国語・物理・化学の順に紹介します。

 
京大受験についてはよかったらこちらの記事も読んでください。

🔗京大受験体験記
🔗京大過去問2018年版発売日まとめ

 

使用教材

 
まずはタイトル・出版社名だけを羅列します。
実際には他にもいろいろな教材に取り組みましたが、上述の通り特に時間を割いた教材を取り上げています。

 

英語

・即戦ゼミ11 ベストポイント英語頻出問題集740(桐原書店)
・英文解釈の技術100(桐原書店)
・速読英単語 上級編(Z会)
・その他長文問題集数冊(桐原書店や河合出版など)
・Z会の通信教育京大コース
・京大の英語25カ年(教学社)

 

数学

・細野真宏の確率が本当によくわかる本(小学館)
・その他細野真宏の本当によくわかるシリーズ
・1対1対応の演習(東京出版)
・やさしい理系数学(河合出版)
・京大の理系数学25カ年(教学社)

 

国語

・Z会の通信教育京大コース
・ステップアップノート(河合出版)

 

物理

・重要問題集(数研出版)
・予備校のテキスト

 

化学

・セミナー化学(第一学習社)
・重要問題集(数研出版)
・新演習(三省堂)
・新研究(三省堂)

 

選んだ理由や使ってみた感想

英語

即戦ゼミ11

 
高校入試の時を除いて受験英語を勉強し始めるにあたって単語や長文など全てを含めて初めに手をつけたのがこの即ゼミ11でした。

即ゼミ11は即ゼミシリーズが3・8・11と3種類ある中で一番簡単な一冊です。

難関大学受験には同じ桐原のネクステージや即ゼミ3が一般的でしたし学校の指定もネクステでした。

しかしながら、初学者の僕にとっては両書ともに抵抗がありました。
ネクステは分厚いし即ゼミ3は英文が難しく書き方も簡素でとっつきにくいというのが当時の印象です。

即ゼミ11に取り組んでみた結果はめちゃくちゃ良かったです。

基本的なところばかり集めてくれているので受験英語の英文法の全体像をつかむのに最良だったし、一般的な大学受験にも十分対応している内容でした。
2色刷りで文字も大きくとっつきやすかったです。

早稲田・慶応の文法問題までは対応できませんが、京大英語に限っては文法問題がないので文法の知識はこれで必要最低限の事は足りました。

京大英語は単語や文法などの細かい知識よりも難しい文章を論理的に読解していくことができるかどうかという点に焦点が当てられます。もちろん最低限の英語の教養があってこそですが。

受験までに3〜6周はしました。

 

英文解釈の技術100

 
難関大学対策として非常に評価が高かったので京大対策の一環として取り入れました。

このシリーズは2種類あって、僕の使っていた「英文解釈の技術100」の他にもう一つ「英文解釈の基礎技術100」というものもあります。

僕が選んだ技術100の方はマジで難しかったです。題材に用いられている英文が難しい!

だいぶしんどかったんですが京大受験に必要な一冊であるということには納得していたのでやりました。
最終的には3〜4周しました。そして、実際にめちゃくちゃ役に立ちました。

本当に英文解釈の技術が身についたし、難文を読みこなすのに受験を終わってからもこの一冊から学んだ技術が活きています。
長文を勉強するにあたって、この一冊から得た知識があったからこそその力を効果的に伸ばすことができたことも確実です。

関連:🔗英語長文の勉強方法

しかしながら、後から考えてみるとそれまでろくに英語を勉強してこなかったようなステージの僕にはふさわしくない1冊だったと思います。
負荷が大きすぎる。

基礎の方は塾講師のアルバイトを始めてから手に取ったんですが、かなりわかりやすかったです。
英語が苦手な方は基礎の方でいいと思います。
僕ももう一度受験をするならまずは基礎の方から始めますね。

 

 

速読英単語上級編

長文が50本ほど収録されています。
僕はこれを長文対策として利用していました。

単語のページは長文を読み進める上でのヒントとして使用していました。

長文1本につき最低10回、多いものだと20回は読み返しました。
予備校への通学時に読んでいたのでサイズ的にちょうど良かったです。
一方で別に速単でなくとも長文を読む練習はできますね。

個人的にはカバンに常時一冊入れておく分としてオススメです。
また、例えば進学校でも英語初級者の方は必修編からの方がいいですよ。
僕自身も長文を(我慢して)読む練習は必修編から始めました。

 

 

その他長文問題集数冊(桐原書店や河合出版など)

一冊に大体30本の長文が収録されている問題集に数冊取り組んでいました。
速単の時と同様に長文1本につき大体10回は読み返していました。

Z会の通信教育

履修していたのは京大国語だけで、英語はとっていませんでした。
しかしながら国語の解答冊子に国語と一緒に収録されていたのでそれをコピーして何度も読み返していました。

 

過去問と京大の英語25カ年

過去問は青本派でした。

何度も読み返しました。
どんな試験でもそうですが過去問をどれだけやり込んでいるかが合否に直結します。

内容は難しい。
受験英語の勉強をしていて一番難しいと感じた長文ばかりでした。

京大ガチ勢に25カ年は必携です。
2文×20回x25年分くらい読むんですが、そのうちこの本に愛着が沸いてきます。
志望大学に25カ年シリーズが出ている場合は絶対に全て消化するべき。

特に過去問など分厚い問題集に掲載されている英語長文は、そのままだと隙間時間に読み返す際の機動性にかけるので一文ずつコピーして使うのが合理的です。
書き込みもしやすいですし。

 


数学

細野真宏の本当によくわかるシリーズ

本当によくわかります。受験数学初心者の僕もなんの抵抗もなく入っていくことができました。
ただ単に暗記するのではなく公式の組み立て方などが頭に入ります。

僕は確率の順列や組み合わせの解き方や、それぞれの問題に応じてどの解法を用いれば良いのかがわからなかったんですがこの本を読んで理解することができました。かなり感謝しています。
苦手単元があればそれだけでもこのシリーズで学ぶことをおすすめします。

僕が特にお世話になったのはこちらの3冊です。(3原色が揃ったのはたまたまです。)

 

1対1対応の演習

こちらの教材は当時から有名でした。いい感じの薄さで気に入っていました。良書です。
“大学への数学”という冠タイトルは大げさです。受験数学ということです。

一通りの学習を終えた方の確認のような使い方がおすすめです。
最初からこの本に取り組むことはおすすめしません。
そこそこ難易度があると言うことと、若干網羅性に欠けるためです。

 

やさしい理系数学

こちらも評判が良かったので選びました。
良問が揃っていました。

しかし、これで京大数学に対応できるのかと聞かれればそれは難しいですね。

 

京大の理系数学25カ年

全部テスト形式でやりましたけど難しかったです。当たり前か。
僕が対応できるレベルではありませんでした。
本番で類題が出た時のためだけに割り切って暗記していました。

余談ですが京大の2次数学は捨てると言う選択肢もあります。
しかし、できること(過去問)はやりましょう。

 


国語

Z会の通信講座

を1年を通して利用しました。
2週間に1回添削の課題があって、全回欠かさずに提出していました。

僕はもともと国語が異常にできなかったんですが、Z会を一年間しても変わりませんでした。
Z会は演習だけなのでもっと根本的なところを学ぶ必要があったはずです。

Z会の通信教育に不満はありません。自分のレベルにはあっていなかったというだけです。
むしろ履修はしていない英語・数学の問題・解答もいっしょに収録されている解答冊子は非常に役に立ちました。

ステップアップノート

は古文・漢文両方ともを使用しました。
古文の方は京大2次試験にも出題されるということで5〜8周ほど回しました。
さすがに人気が高いだけあって古文・漢文ともに使いやすい問題集でした。
肝心の点数はなぜか伸びませんでした。

 


物理

重要問題集について

僕が受験生の時は物理は「重要問題集」か「難問題の系統とその解き方(ニュートンプレス)」の2冊に定評がありました。
重問を使っていたきっかけはただ単に学校で配布されていたからです。

受験物理の標準〜応用問題のほとんどをこの問題集で学びました。
もともと進学校だった学校の授業にはついていけていなかったので1周目は相当きつかったです。
時間もかかりました。

最終的には3~6周しました。
偏差値は70くらいまでは対応するイメージです。
非常にオススメです。

 

予備校のテキストについて

これは同じものがないのでここに書いてもしょうがないんですが。
物理の勉強で上の重問だけでは不安だったのでもっとインプットをしたかったこと、一方で「難系」にじっくりと取り組む時間的な余裕はなかったため、当時通っていた予備校のテキストを利用しました。
予備校には通っていましたが授業にはでていませんでしたので、解説だけもらって勉強していました。

ちょうどいい難易度の問題が並べられていました。
問題数は少なかったですが要点を押さえた少数精鋭の問題が多かったです。

 


化学

化学の勉強はセミナー→重問→新演習の順で進めました。
新研究は新演習と同時に購入しました。

 

セミナー化学

は学校で渡されていた教材だったのでそのまま使い続けました。
どの単元も最低5周はしていて単元によっては8周以上しています。
初学者の僕にもまだ入りやすく、受験化学の基本は全てこの一冊で覚えました。
受験化学もほとんどは暗記なので何度もやって頭に刷り込んだイメージです。
偏差値的には65くらいまでは対応しています。

一方で同レベルの問題集は他にもあるので、特に気に入った場合にこのセミナー化学を使ってみてください。

 

重要問題集

は物理の重問がお気に入りで使い慣れていたことや定評のある「数研出版」が出していることから選択しました。
3~6周はしました。コンパクトにまとまっていて非常に使いやすかったです。
有機化学の構造決定に関する問題が少し簡単過ぎました。
偏差値70を取れます。
オススメします。

 

新演習

については評判が非常に良かったので受験化学の総仕上げとして購入しました。
新演習を使い始める前までにセミナーと重問で学習ができていたので簡単にわかってしまう問題が多くサクサク進みました。
そういった簡単に答えられた問題を除いて2,3周はしました。
偏差値70超えに十分対応しています。

 

新研究

新研究についてはその分量と内容的に賛否があります。

僕が購入したきっかけは難関大学受験生にたしかに人気があったこと(口コミ)や、得意科目だった化学をさらに伸ばしたいという思いからです。
そして、新研究についての僕の考えは、大学受験に必要な知識が満遍なくマニアックすぎない程度に詳しく網羅されていますし、発展的な内容も含まれていましたが専門的で難しすぎるというようなこともなく大変な良書、といったところです。

化学を得意科目にしたい難関大学受験生には強くオススメします。

化学の問題集は3冊を消化したことになりますが、はっきりいって普通はそんなにする必要はありません。

 

さいごに

感想というのは主観的で印象によるところもあります。
決して鵜呑みにすることなく参考程度にしてください。

受験頑張ってください!

 
以上。

 
関連:
🔗京大受験体験記
🔗京大過去問2018年版発売日まとめ
🔗響け!ユーフォニアムのOP『サウンドスケープ』から学ぶ受験勉強の精神論

 


◼️追記(2017年3月14日)

僕は京大卒のデスニートブロガーです。
雑記ブログなので勉強以外の記事もいろいろ書いています。

勉強関係の記事についてですが、まずは総論として受験勉強全体に通じる方法論を書きます。
その後、各論として「教科別の勉強法」と「京大対策」を足していくイメージです。

「京大対策」については一般論というよりは僕個人の経験からしか書けないと思います。
つまり「僕はこうやったよ」という内容です。

これらはあくまでイメージで、すでに「英語長文対策」の記事があるように例外もあります。

まずは、2017年度中には総論を書き切ることが僕の今の目標の1つです。
お互いに頑張りましょう。

追記ここまで。◼️

 


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